ドコモの一部AndroidスマホでLINEアプリサービスが終了! 利用できなくなる機種はどれ?

2020年8月18日、ドコモは一部Androidスマホにおいて、2020年9月中旬(予定)に「LINE」アプリサービスを終了すると発表した。これにより、トークの閲覧やバックアップなど、LINEのすべての機能が利用できなくなる。果たしてどの機種が該当するのか詳しく解説しよう。

該当機種を使っている人は買い替え必至!

(Image:nttdocomo.co.jp)

 友だちや家族との連絡や音声通話はもちろん、LINE Payや割引きクーポンなど、もはやLINEなしの生活は考えられない人も多いだろう。だが、ドコモの一部AndroidスマホでLINEのサービス(トークの閲覧やバックアップなどすべての機能)が2020年9月中旬から使えなくなるというのだ。もちろん、対象となるのは古い機種ばかりなのだが、4〜7年前の機種を使っている人はチェックしたほうがよさそうだ。
 今回、LINEアプリの提供が終了されるのは、Google Play非対応の「らくらくスマートフォン」やAndroid搭載ガラケー(フィーチャーフォン)などで、AndroidまたはiOSでver.8.17.0未満のLINEアプリを利用している者となっている。具体的には、らくらくスマートフォン2(F-08E)、らくらくスマートフォン3(F-06F)、ビジネススマートフォン(F-04F)、ARROWSケータイ(F-05G)、AQUOSケータイ(SH-06G)、P-smartケータイ(P-01J)、AQUOSケータイ(SH-01J)、らくらくホン(F-02J)などが該当する。

 

■LINEアプリサービス終了機種機種(2020年9月中旬予定)
・らくらくスマートフォン2 (F-08E)2015年6月発売
・らくらくスマートフォン3 (F-06F)2014年7月発売
・ビジネススマートフォン (F-04F)2014年1月発売
・AQUOSケータイ (SH-06G)2015年6月発売
・ARROWSケータイ (F-05G)2015年6月発売
・AQUOSケータイ (SH-01J)2016年10月発売
・P-smartケータイ (P-01J)2016年11月発売
・らくらくホン (F-02J)2016年12月発売

(Image:nttdocomo.co.jp)

写真は2014年7月発売の「らくらくスマートフォン3 (F-06F)」。スマホが苦手な高齢者向けスマホでGoogleアカウントなしで使えるのが特徴。だが、Google Playからのアプリ入手ができない仕様が仇となり、LINEアプリサービスが終了されることに……

(Image:nttdocomo.co.jp)

写真は2015年6月発売の「AQUOSケータイ (SH-06G)」。一見ガラケーのように見えるが、OSはAndroidを採用しているという特殊な仕様。2020年9月中旬からLINEアプリサービスは終了されることになった

Google Playが使えない高齢者仕様が仇に……

 今回のLINEアプリサービス終了はイキナリ発表されたものではなく、その予感は1年前からあった。すでに、対象となっている機種は、ドコモからLINEアプリのプッシュ通知機能が使えなくなることがアナウンスされていたし、LINEアプリの配信は2019年11月5日で終了していたからだ。
 それにしても、どうしてこれらの機種のLINEアプリサービスが終了されるのだろうか? 実は、対象機種のほとんどが、スマホが苦手な高齢者向けに開発されたもの。そのためAndroidスマホでありながらGoogle Playからアプリを入手することができないという特殊な仕様だったのだ。結局はそれが仇となった格好なのである。いずれにせよ、該当機種を使っている人は早めに機種変更しないと、2020年9月以降はまったくLINEが使えなくなるので注意しよう。

 

●ドコモ「一部機種でのLINEアプリサービス提供終了に関するお知らせ」(公式)は→こちら

※サムネイル画像(Image:slyellow / Shutterstock.com)

文=すずきあきら/フリーライター

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