「Instagram(インスタ)は見るだけで十分」「アカウント登録するのが面倒」という場合、アカウント無しで見られた方が気軽と思う方も少なくないでしょう。しかし、スマホの公式Instagramアプリでは、アカウントにログインをしないと他のユーザーの投稿を見ることはできません。
Instagramを「見るだけ」で使うには「見る専用のアカウント」を作るという方法と、ブラウザや外部サイトで閲覧するという方法があります。
そこでこの記事では、Instagramを「見る」だけで利用する方法について徹底解説します。
インスタは「見るだけ」で本当に危険性はないの?
Instagram(インスタ)を「見るだけ」で利用する危険性は基本的にありません。むしろ、閲覧するだけに使っていればSNSの不要なトラブルは避けられます。
一方でストーリーズなども閲覧したい場合、「足跡」が残ってしまうケースがあります。人間関係などが理由で「絶対に足跡を残したくない」場合は、それ相応の対策が必要です。こちらの記事でインスタの足跡の仕様をまとめています。
足跡を残したくない場合、まず考えられるのはインスタを「見るだけ」で利用できると謡う外部サービスを使うこと。しかし外部サービスは、中にはウイルスが仕込まれている可能性があるというリスクが考えられます。その意味では、「見るだけ」で利用することは一定の危険性が伴うでしょう。
もっとも安全な方法は「見るだけ」専用のアカウントを作って利用することです。
【詳細】インスタ「見るだけ」で安全に利用する方法
Instagram(インスタ)を「見るだけ」で利用するには、主に以下の3つの方法が考えられます。
・「見るだけ」専用アカウントを作る
・ブラウザ経由でInstagramを利用する
・外部サービスを利用する
それぞれの特徴は以下の通り。
【アカウント必須】「見るだけ」専用アカウント作成~閲覧する方法
Instagramは所持しているメールアドレスがひとつしかなくても、メインのアカウント情報を引き継ぐ形でサブアカウントを作成することが可能。公式Instagramアプリでは簡単にアカウントを切り替えて利用できます。そのため、「見るだけ」専用のアカウント作成もおすすめです。
見る専用のアカウントを作成するメリット・デメリット
見る専用のアカウントのメリットは、自分の本アカウントとは別に、ただ見たいだけのアカウントをフォローできること。たとえば「周囲には隠しているけど、お気に入りの芸能人」なども気兼ねなくフォローできます。
一方、本アカウントとの切り替えを忘れてしまい、誤って他のアカウントに「いいね」やコメントをした場合、その「見る専用のアカウント」、つまりサブアカウントの存在がバレてしまうことがあるので注意が必要です。
アカウントの作成方法と注意点
本アカウントを引き継ぐ形で作るサブアカウントは以下の方法で作成できます。
その後、連絡先の同期や公開/非公開設定、プロフィール写真の設定画面、などを行い、サブアカウント作成完了。あとはInstagram内の検索やハッシュタグ経由で任意の投稿を閲覧できます。
なお、そもそもInstagramにアカウントを持っていない場合の新規登録方法は以下の記事で解説しているので参考にしてください。
足跡を残さずストーリーズを閲覧するには「ブロック」を活用
そもそも他のユーザーとの交流、フォロー/フォロワーの関係を目的としていない「見るだけ」専用のアカウントを作る場合、ストーリーズを閲覧したことを相手に知られたくない場合もあるでしょう。
そのようなとき、もっとも手軽な対策はストーリーズ閲覧後にその相手をブロックする方法です。ブロックは以下の手順でできます。
【アカウント不要】ブラウザ経由でInstagramを「見るだけ」で利用する方法
Instagramを「見るだけ」なら、アカウントなしでも可能。ブラウザからURL直打ちで、Instagramにアクセスするだけでポストが閲覧できます。
ログインなしで閲覧できる写真や動画の種類と制限
Instagramではログインなしの場合、機能が制限されます。ポストのすべて確認できず、ストーリーズやインスタライブの閲覧もできません。
Google検索からハッシュタグやユーザー名を検索する方法
見たいアカウントのURLを知らない場合、「Google検索」を使うのが便利。ブラウザ経由で特定のアカウントに直接アクセスできます。
なお、同様の手順で「ハッシュタグ」の検索も可能。とえば「Instagram #ドッグラン」など見たいハッシュタグを検索キーワードに含めて検索すると、そのハッシュタグがついたポストの一部を見ることができます。
Instagramを閲覧するとバレる?足跡機能は存在する?
Instagramの足跡機能は、ストーリーズについているもの。投稿者が、自分のストーリーズを誰が閲覧したか確認できる機能です。
2023年12月現在、Instagramはログインをしないとストーリーズが閲覧できない仕様になっています。つまり、ログインなしでの閲覧とInstagramの足跡機能は無関係。また当たり前ですが、通常の投稿の閲覧で「足跡」はつかないため気にする必要はありません。
【アカウント不要】外部サービスを利用してInstagramを見る方法とおすすめサイト
外部サービスを利用することで、アカウントなしでもInstagramポストやストーリーズを閲覧することは可能です。
今回は、以下のサービスの使い方をご紹介します。
・Imginn
・Picuki
・GreatFon
Imginn | フィード/リール/インスタライブのアーカイブを閲覧可能
ウェブサービス「Imginn」は、Instagramのフィード、ポスト、リール、ストーリーズ、インスタライブのアーカイブの閲覧が可能。利用するには、まず「Imginn」にアクセスします。
Picuki | フィード/ストーリーズ/リールを閲覧可能
「Picuki」はアカウントがなくてもフィード、ポスト、ストーリーズ、リールを閲覧することができるウェブサービスです。利用するにはまず「Picuki」にアクセスします。
なお、筆者が試したところ、実際に投稿されているストーリーズがPicukiでは再生できないことがありました。
GreatFon | 投稿やプロフィールを閲覧可能
「GreatFon」はアカウントがなくてもフィード、ポスト、ストーリーズ、リールを閲覧することができるウェブサービスです。利用するにはまず「GreatFon」にアクセスします。
インスタを「見るだけ」利用についてよくある質問
Instagram(インスタ)を見るだけで利用する場合のよくある疑問と答えをご紹介します。
「見るだけ」のアカウントがフォローされてしまった
どうしても他のアカウントと交流したくない場合は、そのアカウントをブロックしてしまうのがおすすめ。ブロックすれば、そのアカウントからのフォローは自然と外れます。また、非公開アカウントにしておくとフォローもされずに済みます。
ブラウザから他のアカウントの詳細が見られなくなった
ブラウザ経由(アカウントなし)で他のアカウントを閲覧していると、ある一定のところまで遡ったところでログインが求められるようになります。
そのため、ブラウザ経由でアカウントをチェックしたいときは、あくまで最新のポスト何投稿かを見るだけがおすすめ。もっと投稿を見たい場合は閲覧専用アカウントを作りましょう。
まとめ | 基本的にはブラウザでの閲覧か「見るだけ」アカウント作成がおすすめ
Instagram(インスタ)を「見るだけ」で利用する場合、「見るだけ専用」アカウントを作成するか、ブラウザでの閲覧がおすすめです。ただし、ブラウザでは利用できる機能が限られているため、アカウントを作成してしまう方が便利でしょう。
また、どうしても足跡を付けずにストーリーズを閲覧したい場合には、閲覧後に相手のアカウントをブロックするか、外部サービスを利用しましょう。
※サムネイル画像(Image:Primakov / Shutterstock.com)