2023年の終わりが近づく中、親戚や友人、仕事仲間、クライアントなどへ年末年始の挨拶を考えている人も多いのではないでしょうか。年末年始の挨拶はさまざまな手段でおこなうことができますが、どのような方法で挨拶している人が多いのでしょうか。今回は、株式会社mitorizが、消費者購買行動データサービス「Point of Buy(R)」の会員3014人を対象に実施した「年末年始に関する過ごし方に関する調査」をご紹介します。
年始の挨拶で「LINE」を使用する人が多い
まず「年末年始の挨拶はしますか?」とたずねたところ、8割近く(75.9%)の人が「挨拶をする」と回答しました。24.1%の人は年末年始の挨拶をせず過ごしていることがわかっています。
次に、「年始の挨拶は何でしますか?」と質問すると、「LINE」が51.3%と最も高い結果となりました。ついで「年賀状」が45.7%となっています。SNSの普及により、年賀状での挨拶は減少しているかと思われましたが、約半数の人が年賀状を利用している結果となりました。
「メール」で挨拶する人は13.1%、「電話」は6.0%、「挨拶周り」が5.8%という結果に。仕事で顧客に挨拶をする際には、これらの手段が取られているのではないでしょうか。
他にも、「SNS投稿」が3.6%、「SNSダイレクトメール」が1.3%と、LINE以外のSNSでも年始の挨拶がおこなわれていることがわかりました。
どの年代でもLINE・年賀状が年始の挨拶手段の主流に
続いて、年始の挨拶の手段を年代別に見ていきましょう。
20代以下の人は69.3%が「LINE」で挨拶をおこなっており、全年代の中で最も比率が高い手段となっています。30代・40代はそれぞれ55%を超える人が「LINE」で年始の挨拶をおこなっていることから、「LINE」での挨拶が主流になってきていることがわかります。
また、20代以下の人は他の年代より「SNS投稿」が高い結果となりました。X(旧Twitter)のポストやInstagramのストーリーなどで、挨拶をする人が増えているのでしょう。
20代以下の人で「年賀状」で挨拶をする比率は14.8%と低い結果になりましたが、30代以降は30%を超え、60代以上では58.7%と高い比率となっていることがわかりました。とくに60代以降は「LINE」よりも「年賀状」の方が高い比率であることが特徴的です。
また、「メール」で年始の挨拶をするのは40代以降が10%を超える結果になっています。他の手段と比較して低い結果になっていることから、SNSの普及が大きく関係していると考えられます。また、心を込めた年賀状を送ることを主な手段としている人も多いのかもしれません。
「LINE」で年始の挨拶をする人だけでなく、「年賀状」で挨拶をする人も多いことがわかりました。SNSが普及している現代でも、一人ひとりに気持ちを込めて作成する年賀状だからこそ、強い支持を得ているのではないでしょうか。
出典元:【株式会社mitoriz/PR TIMES】