X(旧Twitter)のDMは、やり取りしている以外の他のアカウントには見えない非公開のやり取り。DMを解放している企業アカウントやインフルエンサーに対して、メッセージを送った経験がある方も多いのでは?
DMを送った後、ふと思い返し「やっぱりDMを送信取り消ししよう」という場合、実はXでは相手側の受信トレイにはDMは残ったままです。
「自分が送信したDMが相手側の受信箱からも消える」方法はないのでしょうか。今回は「相手側のDMも消す」唯一の方法について解説します。
【目次】
1.【前知識】X/TwitterのDM削除方法(自分のみ)
2.X/TwitterでDMを削除した場合の相手からの見え方
3.X/TwitterのDM削除で「相手側のDMも消す」裏ワザ:アカウント削除すれば相手側も消える
4.X/TwitterのDM削除に関するよくある質問
5.まとめ
【前知識】X/TwitterのDM削除方法(自分のみ)
前知識として、X(旧Twitter)で自分の受信トレイからDMを削除する方法をご紹介します。
以下の方法では「自分の受信トレイのDM」は消えますが、相手側の受信箱にはDMが残ったままです。つまりこの方法でDMを消したとしても、相手側には残っているためご注意ください。
【アプリ】X/TwitterのDM削除方法(自分のみ)
アプリ版X(旧Twitter)アプリから、「自分側」のDMを削除する方法は以下の通り。
「会話に参加している他のアカウントは引き続きこのメッセージを表示できます」と書かれている通り、この方法で削除をしても相手側も消したことにはなりません。
【パソコン】X/TwitterのDM削除方法(自分のみ)
パソコン(ブラウザ)からDMを削除する方法は以下の通りです。
【参考】X/TwitterのDM一括削除方法(自分のみ)
ちなみにDMは個別メッセージだけでなく、そのアカウントとのやり取りを一括で削除することも可能です。
X/TwitterでDMを削除した場合の相手からの見え方
先ほど紹介した方法では、メッセージを削除できているのは「自分のみ」です。では相手側にはどう見えているのでしょうか。X(旧Twitter)でメッセージを削除された側の見え方をご紹介します。
メッセージの削除
個別メッセージが削除された場合は以下の通りです。
削除された側にはメッセージはそのまま残っています。
DMの一括削除
一括削除の場合も同じです。
削除された側にはそのままメッセージが残っています。
X/TwitterのDM削除で「相手側のDMも消す」裏ワザ:アカウント削除すれば相手側も消える
結論から述べると、相手のXの受信トレイから自分のDMを削除する方法は、自分がアカウントを消すしかありません。
アカウント削除の方法などについてはこちらの記事も参考にしてください。
X(旧Twitter)ではアカウントを削除しても30日間は情報が残っています。そのため、相手のメッセージトレーからDMが削除されるのは、30日後となります。
筆者が検証した限り、アカウント削除直後に「即時に相手側のDMも消す」方法はそんざいしませんでした。つまり相手側のDMも消すには最短30日かかるため、「いますぐ消したいDM」でもどうしても当面は相手側が閲覧する可能性が大きいです。
X/TwitterのDM削除に関するよくある質問
X(旧Twitter)のDM削除に関するよくある疑問と答えをご紹介します。
ブロックすれば相手側のDMは消える?
ブロックしても、相手側のDMが消えることはありません。ブロックをすると「今後のDMのやり取り」はできなくなりますが、過去のDMは残ったままです。
DMの送信取り消しは可能?
DMは送信取り消しはできません。できるのは、あくまで自分のメッセージトレーからDMを削除することだけです。
DMを削除すると相手にバレる?
DMを削除しても相手に通知が届くことはないため、基本的にバレることはありません。しかし、削除したメッセージの内容を忘れ、会話がちぐはぐになった場合などには削除したことを疑われることはあるでしょう。
DMはいつまで残る?
DMは基本的に自然に削除されることはありません。筆者が確認した限りでは、6年前に送信したDMを見ることができました。
X Premiumの特典や機能で相手のDMを消すことはできないの?
2024年3月現在、X Premiumに加入しているアカウントでも、相手のDMを消すことはできませんでした。
まとめ
検証の結果、相手の画面からDMのメッセージを削除したい場合、自分のアカウントを削除する以外に方法はありません。また削除から30日間はメッセージが残ったままになるため、相手に読まれてしまう可能性が高いと言えます。
「相手側のDMが消えるのが30日後でも構わないから、確実に相手側のDMを消したい」場合は、アカウントを削除するのが一番良いでしょう。