X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどのSNSでは、企業やビジネスだけでなく個人でも「ポストや投稿がバズった」というケースがあります。では、SNSに投稿する人でどの程度の人がバズった経験があるのでしょうか。また、どのような内容でバズったのかも気になるところです。今回は、株式会社NEXERが株式会社CREXiAと共同で全国の男女1000人を対象に実施した「『SNSでのバズり』に関するアンケート」をご紹介します。
3割近くが趣味や日常についてSNSへ投稿
はじめに「あなたは普段SNSを利用していますか?」とたずねると、全体の79%がSNSを利用していることが明らかになりました。そのうち、SNSに投稿しているのは26.1%。では投稿する人は、どのような内容を投稿しているのでしょうか。
「主にどのようなことを投稿していますか?」という質問で高い割合を占めた回答は、「趣味について(62.5%)」「日常のこと(61.3%)」の2つでした。SNS上で交流している人は比較的少なく、好きなことや日常で起こったことなどを発信する人が多いようです。
14.2%がバズり経験あり!「怖かった」という声も
趣味や日常について投稿する人が多いと聞くと、バズることに強い意識がないのではないかと感じます。しかし、「投稿が『バズる』ために工夫していることはありますか?」という質問では11.6%の人がバズるために工夫していることがわかりました。
どのような工夫をしているのかたずねると、「ハッシュタグをつけたり流行りのものを取り入れたりする」「うまく写真を加工する」「バズりやすい時間帯を考えて発信。印象に残る文章や画像の工夫。」「あまり他の人が書かないことを投稿」などの回答が見られました。
このことから、ただ発信するのではなく、見映えするような写真やレイアウトを強く意識して、バズりを狙う人が多いことがわかります。
次に、「過去にあなたの投稿が『バズった』ことはありますか?」と聞いたところ、14.2%の人がバズった経験があることがわかりました。そこで、「どのような内容がバズりましたか?」「バズったときの心境を、可能な範囲で教えてください」とたずねると、「中二病構文。よく分からないリプが来て怖かった」「コスプレ写真。バズろうと思ったわけではないので驚いた」「推しが愛用しているブランドの新作を買って投稿したら、たまたまそのタイミングで別の芸能人が同じブランドの服を着た映像が放送されたらしく、思わぬ形で拡散されていた」などの回答が寄せられていました。
上記のようにバズることを意識していない人がいる一方で、「街中の不思議なスポット。ツッコミどころが多い内容だった。狙ってバズったときは、自分の感性が正しいと思えて嬉しくなる」「斬新な世の中への見方を投稿。うれしかった」とバズることを意識する人の声もあがっています。
本調査で、SNSに投稿する人の1割以上が「バズった」経験があることがわかりました。そしてバズることに対しては「嬉しい」という気持ちだけでなく、「怖い」「戸惑う」というマイナスな感情も得る可能性があるようです。投稿がバズることは多くの人の目に留まるため、トラブルに巻き込まれる可能性も否めません。投稿前には内容をチェックすることが重要だと言えるでしょう。
出典元:【株式会社NEXERと株式会社CREXiAによる調査】
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