2024年9月現在、最近のX(Twitter)アプリは「明らかに動作が遅い」「挙動がおかしい」と感じる方も多いのでは? 実際にXでは、一部ユーザーから「Xのアプリが重い」「フリーズする」「Xアプリが重いし、スマホが激熱になる」といった声があがっています。これらの挙動についてX公式からの発表はありませんが、処理の重さにはXの「Grok」によるAI学習などが関係している可能性があります。
そこでこの記事では、iPhoneユーザーに向けて、アプリが重すぎるときに見直すべき設定をご紹介します。
X(Twitter)アプリが重すぎるときに見直すべき設定(iPhone向け)
Xアプリが重すぎる場合、iPhoneユーザーが見直すべき設定についてご紹介します。Siriやデータセーバーの設定を見直しても問題が解決しない場合、Xアプリから「Grok」をオフにすることもおすすめします。
Siriの「このアプリから学習」をオフにする
iPhoneのSiri機能は、ユーザーの行動パターンを学習することでより適切な提案を行おうとします。しかし、この機能がXアプリの動作を重くする原因になっている可能性があります。Siriの「このアプリから学習」をオフにする手順は以下の通り。
Xアプリの「データセーバー」機能をオンにする
Xアプリには「データセーバー」という機能が備わっています。この機能をオンにすることで、アプリが使用するデータ量を抑えられ、結果としてアプリの動作が軽くなる可能性があります。Xアプリから「データセーバー」機能をオンにする手順は以下の通り。
Xアプリの設定から「Grok」によるAI学習をオフにする
Xには「Grok」というAI検索アシスタントが導入されていますが、このAI学習機能がアプリの動作を重くしている可能性があります。Grokの学習機能をオフにする方法は以下の通り。
X(Twitter)アプリが重い場合は「ブラウザ版」を代わりに使うのも手
X(Twitter)アプリが重いとき、挙動の原因はアプリにあり、ブラウザ版で開くとサクサク動作する場合があります。
PWAとしてホーム画面に追加することも可能
ブラウザ版Xをさらに便利に使うには、PWA(Progressive Web App)としてホーム画面に追加する方法もあります。これにより、ウェブ版Xをアプリのように利用することができます。
追加方法は以下の通り。
まとめ
iPhoneでTwitter(X)アプリが重かったり挙動がおかしい場合は、まずはアプリ内の設定を見直してみましょう。Siriの学習機能やデータセーバー、Grokの AI学習をオフにすることで、アプリのパフォーマンスが改善されるかもしれません。それでもアプリの問題が解決しない場合は、ブラウザ版のTwitterを利用するのも一つの手です。Safariでtwitter.comにアクセスし、PWAとしてホーム画面に追加すれば、アプリのようにサクサク快適にTwitterを使うことができるでしょう。
※サムネイル画像(Image:Pinky En Pe / Shutterstock.com)