Z世代に人気の流行語は「界隈」が1位!「ふてほど」の認知は…!?【ビーウェル調べ】

その年に話題になった言葉が選ばれる「2024ユーキャン新語・流行語大賞」(「現代用語の基礎知識」選)。2024年の大賞には連続ドラマ「不適切にもほどがある!」の略称「ふてほど」が選出されたが、果たしてZ世代(大学生)の間でも広く使われていたのだろうか。マーケティングサービスを行うビーウェルが実施した、「大学生が選ぶ流行語」のアンケート結果を見てみよう。

大学生が選ぶ流行語、1位「界隈」2位「Bling-Bang-Bang-Born」3位「もうええでしょう」

約半数が「界隈(かいわい)」もしくは「Bling-Bang-Bang-Born」を選んだ(「株式会社ビーウェル」調べ)

アンケートは2024年10月~11月、全国の大学生603人を対象に、インターネット調査で実施された。ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされた言葉から「2024年最も流行した言葉」を大学生が選んだところ、1位が「界隈(かいわい)」で156票、2位「Bling-Bang-Bang-Born」が147票、3位が「もうええでしょう」で114票という結果となった。

最も多くの票数を獲得した「界隈」は、もともと「その辺り一帯」など地理的な意味で用いられてきたが、現在は「特定の趣味や関心、行動を共有する人々」という意味でも使われている。自然を楽しむ人々や行動には「自然界隈」、顔の半分を隠して写真を撮る人は「片目界隈」など、さまざまな「○○界隈」が登場。大学生からは、SNSや動画サイト、日常会話でも頻繁に使われていたという声が挙がった。

2位の「Bling-Bang-Bang-Born」は、ヒップホップユニット・Creepy Nutsが手がけた楽曲だ。テレビアニメ「マッシュル-MASHLE-神覚者候補選抜試験編」のオープニング主題歌で、ムービーに合わせた「#BBBBダンス」チャレンジがTikTokで大バズリ。「日本だけでなく世界中で流行していた」「動画サイトでその言葉を1番聞いた」と票を集めた。

3位にランクインした「もうええでしょう」は、Netflix配信ドラマ『地面師たち』で詐欺師・後藤を演じたピエール瀧の名セリフ。ドラマでは、交渉を早く切り上げたようとする場面などで使用されたが、学生たちの間では、友人との日常会話で使われることが多かったという。

「ふてほど」は流行語でない!? 9割は「あまり流行っていない」と回答

「新紙幣」以外は、どのワードも大学生にはあまり身近でないことが判明した(「株式会社ビーウェル」調べ)

一方、トップ3以外の流行語については、「あまり流行していなかった」と回答する人が多数を占めた。ユーキャン新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた「ふてほど」は、9割が「あまり流行っていなかった」と回答。大学生にとって「ふてほど」は、大賞どころか流行語とも思われていないようだ。

ほかにも、「名言が残せなかった」や「初老ジャパン」といったパリオリンピック関連の言葉も、あまり周知されていないことが判明。これらの流行語はテレビや新聞、ネットニュースなどで頻出しており、動画やSNSでの情報収集がメインの大学生にとっては、あまり目にする機会がなかったのかもしれない。

出典元:【株式会社ビーウェル

※サムネイル画像(Image:Danishch / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
iPhone・Android・SNS・パソコン関連・キャッシュレス、QRコード決済など、さまざまな情報を独自の視点や切り口で発信するニュースサイト
X/Twitter:@otonalife
YouTube:OTONALIFE Ch

iPhone/Androidスマホやキャッシュレス決済、SNS、アプリに関する情報サイト[オトナライフ]

関連記事

TOPICS
SNS最新記事

RANKINGランキング

6:00更新