SNS・マストドンの現在と今後の展開を大予想!

2016年秋に公開され、昨年春に日本に上陸したSNS・マストドン。4大SNS・FIST(Facebook、Instagram、Snapchat、Twitter)に次ぐ第5の存在になると期待された存在の今を追う!

そもそもマストドンとは?SNSとしての強みと弱み

 他のSNSとマストドンの最大の差異は、システム全体を管理する、単一の管理者がいないという点である。マストドンには多数のサーバー(インスタンス)が存在し、管理者も設置場所も運営ルールも異なるため、インスタンスごとにまったく別の文化圏(趣味や職業、出身地別)が形成されている。つまり、ユーザーは自分にピッタリの居場所を探すことができると同時に、他のサーバーのダウン等の悪影響を受けずに済むわけだ。そのうえ、このインスタンスは希望するユーザーが自由に設置することができ、制限がない。まさにユーザーの自由意志に依る新時代のSNSと呼ぶべき存在と言えるだろう。
 いっぽう、まさにこの独自性・自由性こそがマストドンがメジャーになれなかった最大の理由であると言われている。なぜなら、サーバーが独立しているため、別のインスタンスに参加するには複数のアカウントを作成しなければならないからだ。また、個々のインスタンスの参加人数が少ないため、Twitterで展開しているような広告活動を行うメリットが小さく、企業が参入できないというのも大きな成長阻害要因となっているようだ。

日本におけるマストドンの今後の展開

 このように、日本ではあまり人気が出ず、“オワコン”と見なされがちなマストドンだが、最近、このSNSに“追い風”が吹き始めたようだ。というのも、投稿形態がよく似ており、最大の競合相手(と呼ぶにはあまりにも強大過ぎるが…)であるTwitterで、「アカウント凍結」の嵐が猛威を奮っているからだ。しかもこの“凍結祭り”、基準があいまいでほとんど検閲のような様相を呈しており、特にクリエイト関係者は戦々恐々としているとか…。Twitterにいづらくなったユーザーが、脱出先としてマストドンを選択するということは大いにありえそうである!

オトナライフ編集部
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