家族や友人との連絡から、ときには職場の上司や同僚への業務連絡まで、さまざまなシーンで活用しているLINE。もし、その内容が外部に漏れていたらと考えると恐ろしくなるかもしれない。この記事では、LINEトークでやりとりしたメッセージの内容が外部に漏れることを防ぐために実施しておきたい設定を紹介しよう。
ロック画面にメッセージが表示されないようにする
LINEトークでは、新着メッセージの本文をスマホのロック画面に表示できる。メッセージ内容をすばやく確認するには便利な機能だが、画面を人に見られたときに、プライベートな会話の内容を知られてしまう可能性がある。気になる場合は、ロック画面にメッセージが表示されない設定にしておこう。
新着メッセージの本文が表示されている
「ホーム」タブ左上の歯車アイコンをタップして、設定画面を表示
「通知」をタップする
「メッセージの内容表示」をオフする
新着メッセージが届いても、ロック画面には内容が表示されなくなる
メッセージが暗号化されているか確認する
LINEトークには、メッセージ内容を暗号化する「Letter Sealing」とよばれる機能が導入されている。これは、メッセージの送受信時にやりとりするデータをを暗号化するもので、もし第三者が不正にデータを取得した場合に解読できないしくみになっている。初期設定では「Letter Sealing」はオンになっているはずだが、今一度、設定を確認しておくと安心だ。
設定画面で「プライバシー管理」をタップする
「Letter Sealing」がオンになっていれば、暗号化が行われている
一度外部に漏れた情報は取り戻すことができない。だからこそ、情報が漏れることを未然に防ぐための対策は欠かせない。現在のLINEの設定を、改めて見直してみてはいかがだろうか。