LINEの音声通話やビデオ通話は、無料で利用できるので活用している人も多いだろう。しかし、苦手な人からのしつこく着信があると困ってしまうもの。しかしブロックするのは都合が悪いということもあるだろう。このようなときは、LINEで相手を着信拒否にするのがお勧めだ。
着信に出られないシーンではすべての着信を拒否する
LINEの音声通話やビデオ通話の着信を拒否する方法だが、大きく分けて「すべての着信を拒否する方法」と「特定の相手の着信を拒否する方法」の2つがある。
仕事中や就寝中などで着信に出られないようなときは「すべての着信を拒否する」といいだろう。着信拒否の状態で着信があった場合、発信してきた相手のトークルームに「○○から着信がありました。通話の着信許可がOFFになっているため、応答できません」のメッセージが届くので、着信があったことを知ることができる。なお、相手側では通常の発信画面が表示されるだけで応答がない状態になる。
LINEの設定画面で「通話」をタップ。通話の設定画面が表示されたら、「通話の着信許可」をオフにする。これですべての着信がオフになる
着信をオフにしているときに相手から着信があると、その相手のトークルームに「○○から着信がありました。通話の着信許可がOFFになっているため、応答できません」のメッセージが届くようになる
特定の相手の着信を拒否する
苦手な人やしつこい人からの着信は受けたくないが、ブロックすると相手にバレたときに面倒…ということは少なくない。このような場合は個別に拒否するのがおすすめだ。
個別に拒否するには、ホーム画面の「友だち」でその相手を非表示にしてから削除すればよい。この方法を使うと、相手が発信してもこちら側では着信は一切鳴らなくなり、着信を知らせるメッセージも届かない。その一方、相手が送ったトークのメッセージは受け取ることができる。
このように、ブロックと違ってメッセージでは返信ができるので、相手にブロックしていると疑われたり、着信拒否していることもバレるといったことがない。なお、着信拒否を解除するには、再度友だちとして追加し直すだけでOKだ。
この方法を試すときに注意したいのが、「友だち以外からのメッセージ受信拒否」をオフにしておくこと。この設定がオンの状態だと、メッセージが届かなくなってしまう。
LINEの設定画面で「プライバシー管理」を開き、「メッセージ受信拒否」をオフにする
「ホーム」タブで「友だち」を開き、着信を拒否したい相手を左にスワイプする
「非表示」をタップする。メッセージが表示されるので「非表示」をタップする。これで友だちリストからは非表示になった
LINEの設定画面で「友だち」→「非表示リスト」をタップ。着信を拒否する相手の「編集」をタップし、「削除」を選択する。これで友だちから削除され、着信を拒否する状態になった
削除した相手からのメッセージは届く。ここで「追加」をタップすれば、再び着信が受けられるようになる
今回紹介したように、LINEでは着信を拒否する方法は複数ある。個別に拒否したときでもバレる可能性は非常に低いので、安心して利用できる方法だ。もし面倒な相手に困っている場合は、今回紹介した方法を使うといいだろう。