【質問箱(Peing)】SNSなどで質問を送ってきた相手を特定する方法!

SNSで「質問箱」や「Peing」といった、特定の相手に匿名で質問を送ることができるサービスを目にしたことはないだろうか。匿名ということもあり、誹謗中傷などに困っている方も少なくない。今回は、そのような質問を送った相手を特定できるのか紹介しよう。

【質問箱】Peingで質問を送ってきた相手を特定することはできる?

(Image:peing.net)

SNSを通して匿名で質問を送ることができる「質問箱(Peing)」というサービスをご存知だろうか?「質問箱(Peing)」とは、「質問箱(Peing)」に登録したユーザーが自分の「質問箱(Peing)」をSNSなどで公開すると、誰でも匿名で「質問箱(Peing)」を公開したユーザーに質問することができるサービスだ。質問を受け取ったユーザーはその質問に回答してサイドSNSで公開するといった方法で質問者を含む自身のSNSのフォロワーに質問と解答を発信している。

SNS全盛期の現在、匿名かつ気軽に質問を行える「質問箱(Peing)」は若者を中心に人気を得ているが、中には匿名であることをいいことに「質問箱(Peing)」を通して、「質問箱(Peing)」で質問を募集中の特定ユーザーに、匿名の質問で誹謗中傷など迷惑行為を行っているユーザーも存在する。

今回は、「質問箱(Peing)」で質問を通した誹謗中傷などの迷惑行為を受けた場合に、特定する方法はあるのか、「質問箱(Peing)」の質問相手を特定する方法を紹介しよう。

特定することは基本的にできない

はじめに認識しておきたいポイントがある。「質問箱(Peing)」自体はそもそもが匿名での質問を売りにしたサービスだ。そのため、基本的に「質問箱(Peing)」の質問相手を特定することはできない。(「質問箱(Peing)」のサービス上で特定できるような方法は提供されていない)

しかし、匿名で質問可能な「質問箱(Peing)」といえども、誹謗中傷は行ってはならない迷惑行為だ。そのため、誹謗中傷に対してはしっかりとした対処方法で誹謗中傷した相手を特定したりブロックしなければいけない。

今回は、様々な方面から「質問箱(Peing)」で質問を送ってきた相手を特定する方法を紹介するので、誹謗中傷などの迷惑行為を受けるなど特定の相手から「質問箱(Peing)」を通して被害を受けている方は参考にしてほしい。

なお、「質問箱(Peing)」は匿名での質問とその回答を楽しむためのサービスである。また、送られてきた質問に回答するか否かや質問を公開するかは、「質問箱(Peing)」を募集したユーザーが選択できる。そのため、あまりにもひどい誹謗中傷であれば対処は必要だが、誰が見ても冗談やふざけているだけだと分かるような質問については、過敏になりすぎず無視しておくことをおすすめする。あまりに気にしすぎてもストレスを溜めるだけだ。

【質問箱】Peingで質問を送ってきた相手を特定する方法

「質問箱(Peing)」で質問を送ってきた相手を特定する方法をいくつか紹介しよう。「質問箱(Peing)」公式で相手を特定する方法が提供されていない中で、「質問箱(Peing)」で相手を特定するには、いくつかの手がかりから相手を推定して特定していく必要がある。本項では、「質問箱(Peing)」で質問を送ってきた相手を特定する際に注目していきたい特定のポイントを方法として紹介する。

方法【1】IPアドレス

質問を送ってきた相手を特定するための重要なポイントとして、「IPアドレス」の特定がある。IPアドレスとは、インターネット上で特定の接続に対して一意に与えられるアドレスのことだ。IPアドレスが特定できれば、特定したIPアドレスを発行したプロバイダなどに残されれている痕跡から、そのIPアドレスを利用していたユーザーを特定することができる。

しかし、「質問箱(Peing)」に質問を送ってきた相手のIPアドレスを特定することは非常に困難だ。「質問箱(Peing)」に質問を送ってきた相手のIPアドレスは、「質問箱(Peing)」のサーバーに残されているが、これを開示してもらうには情報開示請求を行う必要がある。また、通常警察等の法的機関の命令がなければ情報開示請求には従わないので個人で行うには難易度が高い。誹謗中傷などの対処としてIPアドレスの特定を行うに場合には、まずは警察や弁護士に相談してみよう。

また、IPアドレスを特定することは迷惑行為を行っている相手を特定するための大きな一歩であり、証拠にもなる情報だがIPアドレスを特定できたからと言って、必ずしも相手を特定できるとは限らない。相手が切れ者でIPアドレスの偽装などを行っていた場合には、IPアドレスを特定しても相手の特定には困難を極めるからだ。

方法【2】アプリ

「質問箱(Peing)」のサービス開始初期には、「質問箱(Peing)」の質問相手を特定できるアプリが存在したようだ。しかし、現在は有効な特定アプリは配布されていないので特定アプリを使う方法は、昔ダウンロードした特定アプリを持っているユーザーに限られる。また、現在もその特定アプリが機能するかはわからないので、特定アプリにはあまり期待しないほうがよいだろう。別の特定方法を検討してみよう。

方法【3】質問内容

一般的なユーザーでも相手を特定しやすい方法として、「質問内容」から相手を辿っていく方法がある。例えば、誹謗中傷の迷惑行為を受けた倍には誹謗中傷の質問内容から、そのような迷惑行為をするような近くの人を推測して特定する方法だ。

また、「質問箱(Peing)」は通常SNSを利用して質問を募集する。そのため、誹謗中傷などの迷惑行為を行っているユーザーも自分のSNSのフォロワーにいる可能性が高いのだ。質問内容から、特定のフォロワーしか知らないような内容を読み解く事ができれば特定への近道になる。

また、ある程度特定ができている場合には、その特定のユーザーが反応しそうなことをあえて「質問箱(Peing)」上で行ってみたり、特定のユーザーに対して直接聞き取りを行ってみてもよいだろう。

方法【4】DM

「質問箱(Peing)」の有料オプションになるが、「質問箱(Peing)」には特定の相手にDMを送る機能がある。匿名の質問に対するDMのため返信があるかはわからないが、返信が合った場合相手の特定のヒントになるようなやり取りが生まれる可能性がある。特定する際には、特定の相手しか知らない情報を聞き出すことができないか試してみよう。

【質問箱】Peingで迷惑な質問が送られてきた場合の対処法

「質問箱(Peing)」で迷惑行為を受けた場合や誹謗中傷を受けた場合の対処法を紹介しよう。また、あまりにもひどい迷惑行為や違法行為、誹謗中傷については個人で対処しようとは思わずに知人や警察、弁護士などへの相談も対処法の一つとして検討しようまた、匿名性を持ったサービスである以上、最も有効な対処法は公的機関などに協力してもらう対処法とも言える。難易度が高い対処法だが方法も限られているので、悩んでいる方はぜひこれらの対処法を参考にしてほしい。

対処法【1】ブロックする

「質問箱(Peing)」は匿名性だが実は、ブロック機能がある。「質問箱(Peing)」のブロック機能は特定のIPアドレスをブロックする方法だ。IPアドレス自体を特定することはできないが、質問してきたIPアドレスをブロックする事ができるので、特定の相手が使っているIPアドレスをブロックできれば誹謗中傷や迷惑行為の対処法として使える。

しかし、特定のIPアドレスをブロックした場合解除機能はない。また、IPアドレスはWi-Fiにつないだりプロバイダや契約によっては、自動で変更されることもあるので万全ではない。

また、特定のIPアドレスが学校や職場だった場合、その特定のIPアドレスを利用して接続しているすべてのユーザーからの「質問箱(Peing)」への質問をブロックしてしまう。学校などは内部ではそれぞれ端末ごとに割り当てられた特定のIPアドレスが利用されているが、Wi-Fiなどで集約されて最終的に外部からは一つのIPアドレスとしてみえることもあるのだ。

対処法【2】警察相談窓口に相談する

特定の相手からあまりにもひどい迷惑行為や誹謗中傷を受けた場合には、個人での対処を諦めて警察相談窓口などで、被害を相談してみよう。公的機関の力があればIPアドレスを特定したり、情報開示請求を行って迷惑行為・誹謗中傷を行っている相手を特定できるかもしれない。

【質問箱】Peingで誹謗中傷を受けたらどうすればいい?

「質問箱(Peing)」であまりにもひどい誹謗中傷を受けた場合はどうすれば良いのか紹介しよう。前述したように「質問箱(Peing)」に質問を送った相手の特定は困難だ。特定にはかなりの労力と時間がかかる。しかし、悪いのは「質問箱(Peing)」で誹謗中傷を行っている相手である。その点については間違えないようにしておこう。

運営に連絡し利用停止や情報開示請求を行う

「質問箱(Peing)」に質問を送った相手のIPアドレスの特定など個人で行える特定方法には限界がある。しかし、「質問箱(Peing)」のサーバーには特定したい相手のIPアドレスが記録されているはずだ。そのため、一度「質問箱(Peing)」運営に連絡して特定相手の利用停止や情報開示請求を行ってみよう。
 もちろん、「質問箱(Peing)」運営側にも守秘義務があるので、個人が特定相手の情報開示請求を行っても開示してくれないだろう。その際には、第三者の力を借りよう。

警察に通報する

あまりにもひどい、名誉毀損とも取れるような誹謗中傷や脅迫を「質問箱(Peing)」で受けた際には、警察に通報してみよう。警察に通報することで、「質問箱(Peing)」で迷惑行為を行ったユーザーに捜査が入ったり、特定作業を行ってくれる可能性がある。

弁護士に相談する

「質問箱(Peing)」について、警察に相談しても取り合ってくれない場合や解決しない場合には、「質問箱(Peing)」について弁護士にも相談してみよう。弁護士であれば「質問箱(Peing)」のようなネット上のトラブルに強い弁護士もいるので、特定の手助けや解決までの道筋を教えてくれるだろう。

【質問箱】Peingの使い方

(Image:peing.net)

最後に「質問箱(Peing)」の使い方を紹介しよう。「質問箱(Peing)」は前述で紹介したように匿名で質問を受け取れるサービスだ。また、トラブルが合った場合も相手の特定は困難だ。「質問箱(Peing)」を利用する際にはこのような側面も理解した上で利用しよう。

質問する場合

「質問箱(Peing)」で他人に質問する場合には登録などは必要ない。「質問箱(Peing)」は匿名性なので他人の「質問箱(Peing)」へ訪問して、質問すれば良い。なお、匿名性とはいえ誹謗中傷などは絶対に行ってはいけない。特定も困難ではあるができないわけではないことを覚えておこう。

「質問箱(Peing)」で質問するには、質問したいユーザーの「質問箱(Peing)」にアクセスして、「質問箱(Peing)」の質問欄に質問を書き込めば良い

質問を募集する場合

「質問箱(Peing)」で質問を募集するには、はじめに「質問箱(Peing)」に登録する必要がある。「質問箱(Peing)」の登録には、メールアドレスで「質問箱(Peing)」専用のIDを作るほか、SNSアカウントで「質問箱(Peing)」に登録する方法がある。「質問箱(Peing)」自体、SNSと併用して利用することが前提であるため、「質問箱(Peing)」の登録にはSNSの利用をおすすめする。「質問箱(Peing)」に登録したら、「質問箱(Peing)」のマイページが用意されれる。自分の「質問箱(Peing)」に届いた質問や解答はここに表示される。

「質問箱(Peing)」に登録したら、「質問箱(Peing)」のマイページで「質問を募集」をクリックしよう。これで自分の「質問箱(Peing)」のURLを取得できるのであとは、SNSで自分の「質問箱(Peing)」を拡散して、質問を集めよう

オトナライフ編集部
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