インスタグラム(Instagram)の裏垢とは?メリット/注意点やバレ対策も解説!

インスタで裏垢を運用するメリットや注意点、どうやってインスタの裏垢をバレないようにするかご存知だろうか?インスタの裏垢を運用する上での注意点・バレないようにするための方法についてメリットと合わせて紹介する。インスタの裏垢についてぜひ参考にしてほしい。

【インスタ】裏垢(別垢)とは?

 最近は若者のSNSの中心となった「インスタ」。インスタは写真やムービーをメインとした投稿を共有するSNSだ。インスタの利用には、アカウントを作る必要があり、自分が作ったアカウントでフォローしているユーザー同士で投稿を見て楽しむのが、インスタの醍醐味だ。
 しかし、最近ではインスタを利用している多くのユーザーが「裏垢」と呼ばれるアカウントを利用している。「裏垢」とはなにかご存知だろうか。「裏垢」は通常のアカウントとは異なる、インスタアカウントのことだ。まずは、インスタで多用されるアカウント「裏垢」とはどのようなアカウントなのか紹介します。「裏垢」とは、どのようなアカウントなのか、普通のアカウントとは何が違うのか確認しておきましょう。

・本アカウントとは異なる別アカウントを作成し運用する

 「裏垢」とは、自分のメインとなるアカウントとは別のアカウントのことだ。インスタを利用している若者、特にティーンズはメインのインスタアカウントである本アカウントと、裏垢と呼ばれる裏アカウントを併用しており、本アカウントと「裏垢」を器用に使い分けている。使い分けとしては、本アカウントでは学校や友人など現実で知り合っている友達と投稿を共有し、「裏垢」では本アカウントをフォローしているユーザーには見せることができないような投稿をする。
 つまり、「裏垢」とは本アカウントとは別に作るアカウントで、通常は本アカウントでフォローしてくれているユーザーにはバレないようにするものである。

 なぜインスタを利用する若者たちは「裏垢」を作るのだろうか。「裏垢」を作るメリットとはなにか気になるところだ。そこで、インスタの「裏垢」を作るメリットを紹介しよう。インスタの「裏垢」を作るユーザーは主にこれらのメリットのために、「裏垢」を作るのだ。

・メリット【1】思ったことを気軽に投稿できる

 最近の若者の人間関係は複雑だ。現実であっても、SNS上のやり取りの話題について話し合うことがあるくらいだ。そのため、現実でやり取りがある人間が多く閲覧している本アカウントで、ちょっとした愚痴などを投稿してしまうと面倒なことになるのは目に見えている。ここに「裏垢」を作るメリットがある。
 つまり、「裏垢」を作ることで、自分と現実で関係のある人にバレることなく気軽に思ったことを投稿することができるのだ。そのため、「裏垢」を作る人のほとんどが、「裏垢」が本アカウントをフォローしている人間にバレることを恐れているとも言える。
 「裏垢」がバレてしまうと、あの投稿はどういうことだといった具合に現実の世界で面倒事に巻き込まれてしまうのだ。そのため、「裏垢」を作る若者たちはいかに「裏垢」をバレないようにするか知恵を凝らしながら「裏垢」運用をしている。

・メリット【2】共通の趣味を持つ人たちと繋がれる

 インスタの「裏垢」を作るメリットに、同じ趣味同士のユーザーで繋がれるというメリットが有る。この場合、本アカウントではあまり趣味の合う人がおらず投稿しにくいことでも、「裏垢」を作ると同じ趣味の人同士で繋がり合うことができ、趣味全開の投稿もフォロワーを構うことなく投稿できるというメリットが有る。
 また、この場合「裏垢」が本アカウントのユーザーにバレることをあまり気にしないユーザーも多い。一昔前までは、「裏垢」でオタク的な趣味の繋がりを作り「裏垢」がバレることを恐れていたユーザーも多かったが、最近では完全に「趣味垢」と称してバレることを恐れずに「裏垢」を利用しているユーザーも多いのだ。
 それだけでなく、「裏垢」での繋がりであればイベント会場などで知り合ったユーザーとも気軽に話をすることができる。初めて合う人に自分の本アカウントを教えるのは怖い部分があるそのようなときには、「裏垢」で繋がることで安心してアカウントを交換できるのだ。

・メリット【3】画像や動画のストレージとしても使える

 これまでの「裏垢」とは異なる使い方だが、「裏垢」作るユーザーの中には画像や動画を保存しておくために作るユーザーもいる。インスタにはアカウントを非公開にする機能があるので、バックアップの作り方としてインスタの「裏垢」をバックアップ用に作るユーザーも居るのだ。
 インスタをバックアップ先とする方法のメリットに、インスタ独自の投稿画面で時系列に写真を並べて見たり、スマホのストレージを圧迫しなかったりと以外にもメリットが多い。投稿毎にコメントも入れることができるので、簡単にバックアップ先を用意する作り方としては便利な方法なのかもしれない。なお、本当にバックアップとして見た場合には、画質の劣化や投稿の面倒くささ、復元の面倒くささがあるため、メインのバックアップ先にすることはおすすめしない。自分の思い出としてのタイムラインの作り方としては、良い方法なので、気になる方は「裏垢」を作って試してみてはいかがだろうか。

 インスタの「裏垢」の作り方を紹介しよう。「裏垢」の作り方は至ってシンプルだ。通常のインスタアカウントと同様にアカウントを作るだけだ。作る方法としては非常にシンプルだが、「裏垢」を作る方法には注意点がある。
 「裏垢」を作るときに、本アカウントのユーザーに「裏垢」がバレたくない場合には「裏垢」には本アカウントに繋がる情報を一切入れないようにしよう。「裏垢」に登録するメールアドレスやユーザー名は本アカウントを一切、連想できないような内容にして公開する必要がなければ非公開にするとよい。
 この通り、「裏垢」を作る方法は簡単だが、バレないように作るにはかなり頭を使う必要がある。インスタの「裏垢」を作る方法としてユーザー登録があるが、登録方法には携帯電話かメールアドレスを入力する必要がある。バレないようにするには、メールアドレスで登録する方法を利用して、メールアドレスも無作為な文字列でフリーメールを利用すると良いだろう。また、登録時にはフルネームを登録する欄もあるが当然、本名を入れてはいけない。絶対にバレないような名前を考えよう。

メールアドレス、フルネーム、ユーザーネームは自分の本名や本アカウントからは、絶対に連想できないような内容にしよう

 最後に「裏垢」を運用する上でバレないようにするために注意しておきたい点を紹介しよう。やはり「裏垢」といえば、本アカウントにバレないようにしたいユーザーがほとんどだろう。そこで、「裏垢」を作るからには注意しておきたいポイントをチェックしてみよう。

・連絡先や他のSNSとの連携をしない

 インスタにはログイン時にFacebookを使って連携する機能や、登録後にスマホの連絡先をアップロードしてユーザー同士が繋がれる機能があるが、これらの機能を使うとFacebook上の友達や連絡先に登録されている本アカウントのユーザーに自分の「裏垢」がバレてしまう原因となる。
 「裏垢」がバレないようにするには、Facebook認証や連絡先アップロードなどは絶対に行わないようにしよう。一度でも行ってしまうと、自動的にインスタが検出した友達に自動的に「裏垢」がおすすめとして表示されてしまうことになってしまう。
 そのようなことになってしまってはもはや「裏垢」ではない。もう一度「裏垢」と作り直すしか方法がなくなるので十分注意しよう。

・裏垢と本垢を切り分けて運用する

 バレないように登録やプロフィールを行ったからと行って、「裏垢」と本アカウントとの運用を混同しては行けない。スマホのインスタアプリでは複数のアカウントを管理できるが、あくまでも「裏垢」と本アカウントは別物のアカウントとして切り分けて運用しよう。
 「裏垢」と本アカウントで同じような投稿を行ったりしていると、自然にインスタが本アカウントや本アカウントをフォローするユーザーに「裏垢」をおすすめとして表示してしまうことに繋がる。

・個人を特定できる写真は投稿しない

 バレないようにするために当然だが、「裏垢」には本人を特定できるような写真を投稿しないようにしよう。偶然にも写真を見てしまった知り合いによってバレる可能性がある。また、人物が映っていなくても写真に映る背景の電車や、電信柱の広告などによって特定されてしまうこともあるので十分注意が必要だ。

オトナライフ編集部
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