Twitterでもアカウントの乗っ取りが急増している。アカウントが乗っ取られると、第三者が自分の名前で好き勝手につぶやくなどの被害を被ってしまう。アカウントの乗っ取りを防ぐには、2段階認証を設定しておこう。
2段階認証にはSMSを受信できる電話番号が必要
(Image:Edaccor / Shutterstock.com)
Twitterのアカウント乗っ取りが急増しており、問題になっている。アカウントが乗っ取られると、第三者が勝手につぶやいて当人のイメージを毀損する、勝手にブロックなどの操作をする、個人情報が盗まれる、といったさまざまな被害を受ける恐れがある。このようなアカウント乗っ取りを防ぐのに効果的なのが「2段階認証」だ。
2段階認証とは、ログインするときに「ID」と「パスワード」だけでなく「認証コード」が必要になる認証方法だ。認証コードはSMSやメールなどで送られてくるか、認証用のスマホアプリにあらかじめ設定しておき、そのアプリで作成した認証コードを利用する。万が一、IDとパスワードが盗まれても、認証コードを受け取れるスマホなどを持っていなければログインできないので、安全性が向上する。
Twitterで2段階認証を設定すると、ログイン時に自分のスマホへ認証コードがSMSで送られてくる。この認証コードを入力しないとログインできない。つまり、手元に自分のスマホがないとログインできなくなるので、第三者によるアカウント乗っ取りを阻止できる。
Twitterアプリを開いたら、画面左上のプロフィールアイコンをタップする
メニューが表示されるので、「設定とプライバシー」をタップする
「設定とプライバシー」画面が表示されるので、「アカウント」をタップする
「アカウント」画面が表示されるので、「セキュリティ」をタップしよう
「セキュリティ」画面が表示されるので、「ログイン認証」をタップする
「ログイン認証」画面が表示されるので、「ログイン認証」をオンにしよう
2段階認証の設定を確認するメッセージが表示されるので、「確認」をタップする
2段階認証を設定する画面が表示された。「始める」をタップしよう
Twitterのパスワードを入力し、「認証する」をタップする
認証されると電話番号の入力画面が表示される。スマホの電話番号を入力し、「コードを送信」をタップする
SMSで認証コードが届く。記載されている6桁の認証コードを入力し、「送信」をタップする
これで2段階認証が設定された。「バックアップコードを取得」をタップしよう
12桁のバックアップコードが表示される。これは、スマホの紛失や故障などでSMSが受信できないときに、認証コードの代わりになるものだ。メモするか「スクリーンショットを保存」をタップして画面をキャプチャーしておこう。バックアップコードを控えたら「完了」をタップする
Twitterのアカウント乗っ取りによる被害は増加している。アカウントが乗っ取られたときの被害は深刻なものになるケースも多い。そのような被害を防止するためにも、2段階認証は必ず設定しておこう。