LINEアプリを最新の状態にすると、「サービス向上のための情報利用に関するお願い」という画面が表示される。この画面の意味がわからず不安に感じた人もいるだろう。これは、LINEが提供する新しいサービス「LINE Beacon」で、位置情報と連動しておトクなクーポンなどをゲットできるものだ。
「LINE Beacon」って何?
(Image:Nopparat Khokthong / Shutterstock.com)
「LINE Beacon」とは、LINEの新しい位置連動型サービスで、お店や自販機など、特定の場所に近づくだけで、「お店のクーポンがLINEに発行される」というものだ。提供するクーポンやサービスなどはお店側で自由にカスタマイズできるので、プロモーションなどで活用されていくだろう。
現在、「LINE Beacon」でサービスを提供しているのはユニクロやファミリーマートの一部店舗、キリンビバレッジのTappiness自動販売機などでサービスが利用できる。まだ数は少ないが、今後は利用する店舗が広がっていくと予想されている。
また、現在地付近の大規模災害や天候の変化に関するお知らせの配信、Jアラート/Lアラートを通じて国や自治体から発信される緊急の「避難情報」「国民保護情報」などの通知するサービスも予定されているとのことだ。
LINE Beaconでサービスが受けられるのは、ユニクロやファミリーマートの一部店舗、キリンビバレッジのTappiness自動販売機など。Tappiness自動販売機の場合、スマホのLINEの画面をかざしてドリンクを購入すると、ドリンクポイントが貯まる。一定ポイント貯まると、ドリンクが1本無料になる
「LINE Beacon」を設定するには?
「サービス向上のための情報利用に関するお願い」という画面がされたら、「同意する」をタップする
LINEのアプリを最新バージョンにアップデートすると、「サービス向上のための情報利用に関するお願い」という画面が表示される。この画面でサービスの利用に同意すれば、すぐにLINE Beaconが利用できるようになる。この画面での同意はあくまでも任意なので、使いたくなければチェックを外して進めばよい。
あとからLINE Beaconの利用を始めたり、やめたりすることも可能だ。この場合は、設定画面にある「プライバシー管理」から設定すればよい。
次の画面が表示される。LINE Beaconを使う場合、「上記の位置情報の〜」と「LINE Beaconの利用に〜」にチェックを付けて「OK」をタップする。使わない場合は、両方のチェックを外して「OK」をタップしよう
あとからLINE Beaconの利用を設定するには、設定画面の「プライバシー管理」をタップする
「プライバシー管理」画面が表示されるので、「情報の提供」をタップする
「情報の提供」画面が表示されるので、利用する場合は「位置情報の取得を許可」と「LINE Beacon」をオン、利用しない場合はオフにすればよい
LINE Beaconを使ってサービスを提供している店舗はまだまだ少ないが、今後は増えていくだろう。なお、LINE BeaconはBluetoothも利用する。LINE Beaconを使うときは、Bluetoothもオンにしておくのを忘れないようにしよう。