SNSが身近になった世の中で誰しもが出くわす機会の多くなった「ネット上での面倒な人」。今回は、そんな面倒な人に対してどのように対処すればいいのか、その基本をまとめてみた。
「面倒な人」が可視化されるようになった
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Twitterのアクティブユーザーは世界で見ても日本がトップレベルで高く、その数はなんと約4,000万人を超えると言われている。いわば2~3人に1人がTwitterをやっているというわけだ。Instagram(インスタグラム)やFacebookを合わせるとその割合はさらに大きくなるだろう。
普通、人の内面はわからない。しかし、今はこうした人の内面が「誰でも」かつ「手軽に」わかるようになっているのだ。
いわば、ここで紹介する対処法は現代の必須スキルといっても過言ではない。
「面倒な人」とはどんな人なのか?
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一口に「面倒な人」と言っても、人によって面倒かどうかは基準が違う。
ここでは、僕が普段SNSを使用していて「面倒だな、関わりたくないな」と思っている人をざっくりまとめてみた。
●唐突なタメ口人
「てか、お前マジかよ」みたいなことをいきなり言ってくる。「どの距離感で言ってんの?」となるタイプ。
●意味不明な質問&自分語り人
唐突に全然意味のわからない質問をしてきたり、投稿やツイートに対して長文自分語りを始めたりするタイプ。もうやだ。僕お腹いっぱいです。
●炎上のっかり人
普段は大人しくしているのに誰かが炎上するとキャッキャと乗っかるクズタイプ。あなたが何かしでかしたとき真っ先に手のひらを返すのはこういうやつらだ。
●冷笑&嘲笑人
「僕はわかってたけどねえ~」「あらやだ、こんなことをも知らないのぉ?」「やめておけっっていったのにさぁ」みたいなことを常に言ってるタイプ。なお、このタイプは必ずと言っていいほど自分では何もしていない。底意地悪い民。
基本的な5つのステップ
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さて、ここまでで紹介した面倒な人のへの対処法は以下の5ステップでほぼ対応できるだろう。
1:スルー
何も反応しない。反応するから喜び、何かしてくる。相手にするだけ時間の無駄。「ちょっとウザいな」くらいであればこれで十分だ。
2:ミュート
「いちいちケンカしたくないけど、どうしても目障り」くらいのレベルになればミュートにしよう。ミュートをしていることは相手にはバレないので、下手に刺激をしてトラブルに発展する可能性も低い。
3:ブロック
「ちょ、こいつマジ無理」となったらブロックしよう。ただ、ブロックをするとそれが相手にもわかるため、怒り出す人や逆に嬉しがる人もいるので要注意。
4:通報
「実生活での恐怖を覚える」「あまりに酷すぎる」と言った場合は、使用している SNSの運営に通報しよう。これで凍結になるアカウントの少なくない。
5:警察に相談
殺害予告レベルにまでなるとさすがに警察に相談に行った方がいい。記録はしっかり残しておこう。
おまけ:クローズドで使う
鍵垢にしたり、コメントを制限したりと、ある程度クローズドな使い方をするのもおすすめだ。こうすれば、面倒なやつをごっそり排除できる。
面倒な人は妙にエネルギーに溢れていることが多いため、極力刺激せず接点を持たないように心がけよう。あとは、自分自身が下手に煽った投稿をしないことも大切だ。それでは、良いSNSライフを!