ワイヤレスイヤホン業界が、唐突に活性化を始めたのかもしれない。2月24日・25日と、注目を集めるアイテムが相次いで発売されるのだ。アップルの「AirPods」に代表されるワイヤレスイヤホンだが、新たに登場する製品がその牙城を崩すことになるのだろうか。
今回は、2月24日に発売されるアマゾンの新作ワイヤレスイヤホンについてお伝えしていきたい。
アマゾン、新型ワイヤレスイヤホン・Echo Buds(第2世代)を発表
アマゾンは、2月24日から「Echo Buds(エコーバッズ)第2世代」の販売を開始する。Echo Buds(第2世代)は、爽やかな白を基調とした「グレーシャーホワイト」と、黒をベースとした「ブラック」の二色展開で、お馴染みのアマゾンの矢印マークがついた派手さを抑えたデザインとなっている。「アクティブノイズキャンセリング」機能を搭載し、1回の充電で最大5時間、充電ケースを使うことで最大15時間の音楽再生が可能となる。価格は12,980円(充電ケース(ワイヤレス充電非対応)の場合)だが、2月23日までにアマゾンで予約を行うと2,500円の割引を受けられるという。
また、Echo Buds(第2世代)で特徴的な機能が「ハンズフリーエンターテイメント」だ。アマゾンの製品らしくバーチャルアシスタント「Alexa」の利用が可能で、「Alexa、いつもの音楽かけて」と言うだけで音楽を再生したり、帰宅前にエアコンのスイッチを入れたりすることも可能なのだという。
Echo Buds(第2世代)、最大の武器はその価格か
アマゾンのEcho Buds(第2世代)の製品ページでは、他の製品と同様に同ジャンルの製品との比較表も掲載されている。「Apple AirPods Pro」や「Sony WF-1000XM4」といった他社の看板製品と並ぶEcho Buds(第2世代)は、再生時間等では少々見劣りはするものの、目を見張るのはその価格。AirPods Proが「29,036円から」、WF-1000XM4が「26,600円から」といった価格帯が並ぶ中で、前述の通り12,980円と価格面ではかなりの強みを発揮しているようだ。この価格を武器に、ワイヤレスイヤホン業界でどこまで存在感を示せるのか、発売が楽しみになってくる。
なお2月24日にEcho Buds(第2世代)が発売した翌日には、ソニーから“穴の開いた”斬新なデザインのワイヤレスイヤホン「LinkBuds」が登場することとなる。販売価格は2万円台だ。
果たしてこれらの新製品はワイヤレスイヤホン業界のシェアをどのように変動させることになるのだろうか。2月24・25日が楽しみになってきた。
●Echo Buds(第2世代)製品ページ【Amazon】
●Amazon EchoシリーズからAmazon本気のワイヤレスイヤホン「Echo Buds」新登場【Amazon News JP【公式】(@AmazonNewsJP)】
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)