ソニーの新たな完全ワイヤレスイヤホンのリリースが近づいてきているようだ。ネット上に現在開発中のソニー「LinkBuds(S/WF-LSN900)」のものとみられるイヤホン画像がリークされ、大きな注目を集めている。LinkBudsといえば、発表前にリーク画像がネット上に出回り、“穴の空いた”設計が大きな注目を集めた。
はたして、今回のモデルはどのようなデザインとなっているのだろうか?
ソニーの新作ワイヤレスイヤホンの画像がリークか
イヤーピースの後部にはノイズキャンセリング機能らしき部分も見える
今回、新型LinkBudsのリーク画像をTwitterに投稿したのは、SnoopyTech(@_snoopytech_)というアカウント。4つのツイートにわたってイヤホン本体の形状やイヤホンの収納ケースの画像などを公開している。また、2月に発売された初代LinkBudsのような、“耳に入れる部分に穴の空いた”個性的なデザインとはなっておらず、むしろフラッグシップ機のWF-1000XM4に近い正統派の雰囲気だ。
また、イヤホン自体に物理的なボタンが見当たらないことから、イヤホンを数回タップしたり首を振ったりして操作を行う「ジェスチャーコントロール」が搭載されている可能性についても注目を集めている。より直感的に操作を行えるジェスチャーコントロールの有無は、使い勝手にも大きな変化をもたらすことになりそうだ。
また、製品の価格帯はフラッグシップ機・WF-1000XM4に類する名称でないことなどから、廉価版として手頃な価格での登場を期待している、と伝えている。
リーク情報はどこまで期待を寄せるべき?
ソニーの完全ワイヤレスイヤホンといえば、2月に発売されたLinkBudsの“穴の空いた”独創的なデザインが印象的だ。LinkBudsのデザインは発売前にリークされた段階から世間をにぎわせていた。
SnoopyTechのツイートには日本人から「WF-1000XM4より面白そうだな」「かわいい」といった好意的な反応が寄せられ、その登場を待ち焦がれるソニーファンの存在が明らかとなった。一方で「XM4を超えるシグネチャーモデルとかで楽しみにしていたけど、ガックシ」と、新たなハイエンドモデルの登場を期待していたファンとしては、今回の報道は残念なものとなったようだ。
このワイヤレスイヤホンに限った話ではないが、リーク情報はあくまで非公式発表であり情報の確度は場合によって異なることは注意しなければならない。3月に発表・発売開始となった「iPhone SE(第3世代)」でも、公式発表の直前に「4万円を下回り、第2世代より1万円安くなる」といった情報も飛び出してはいたものの、実際には57,800円(税込)と、大きく期待を裏切る結果となっていた。
はたしてソニーの新作ワイヤレスイヤホンは、どのような製品となって世に送り出されるのだろうか。今後の展開にも要注目だ。
引用元:【NotebookCheck】
※サムネイル画像(Image:「SnoopyTech(@_snoopytech_)」Twitterの投稿画像から引用)