Appleから発売の「スマート水筒」ってなに? 補給時機や水分摂取量などを管理できる高性能ボトルが登場

アップルが公式オンラインストアで、「スマート水筒」の取り扱いをスタートしている。スマート水筒という名前にピンとこない方も多いかもしれないが、飲むタイミングや水分補給の目標量を知らせてくれたり、飲んだ水分量がアプリに自動記録されたりとガジェット通をうならせる高機能ボトルなのだという。これからはじまる暑い季節に使ってみてはいかがだろうか。

新しい体調管理ツール? 「スマート水筒」が登場

「HidrateSpark STEEL-21oz.」はボトルの底が光って飲むタイミングを通知(画像は「Apple」公式オンラインストアより引用)

暑くなる日が増えてきたこの頃、体が暑さに慣れていない今の時期から、気をつけなければいけないのが熱中症だ。その予防に効果的なのが水分補給だが、真夏と違い、心がけていないとついおろそかにしがちな人も多いだろう。そんな人にぴったりなのが、アップルが公式オンラインストアで販売をはじめたスマート水筒「HidrateSpark(ハイドレートスパーク)」だ。

アップルが販売するのは「HidrateSpark STEEL-21oz.(620ml)Chug+Bonus Straw Lid」と「Hidrate Spark 3 スマートウォーターボトル」の2種類。いずれもボトルが光って飲むタイミングを知らせ、実際に飲んだ量をオンス、またはミリリットル単位で計測し、Bluetooth経由でHidrateSparkアプリに記録してくれる。アップルのヘルスケアに対応しており、個人の体や運動データに合わせて計算された、1日の目標水分量を知ることもできるため、日々の健康管理に役立ちそうだ。

「HidrateSpark」シリーズ2種の違いは?

「Hidrate Spark 3 スマートウォーターボトル」(画像は「Apple」公式オンラインストアより引用)

両者の違いを見ていこう。アップルの公式オンラインストアでは「HidrateSpark STEEL-21oz.(620ml)Chug+Bonus Straw Lid」が7,898円(税込)、「Hidrate Spark 3 スマートウォーターボトル」が7,238円(税込)となっている。

数百円差だがやや高い「HidrateSpark STEEL-21oz.(620ml)Chug+Bonus Straw Lid」は、ステンレススチール製で飲み物を最長24時間保冷することが可能だ。また、ボトルの底に取り付けるセンサーパックを外せば、ボトルとキャップは食洗機で洗うことができるのもうれしい。センサーパックは充電式で、1回あたり2.5時間の充電で10日〜2週間使うことができる。

そして、やや価格の安い「Hidrate Spark 3 スマートウォーターボトル」に保冷機能はないようだ。フタと底のリングは食洗機対応だが、本体とセンサーは手洗いとなる。電力は交換が簡単なコイン型電池で、数か月間使い続けることができるとされている。そして地味に助かりそうなのが、アプリで使える「ボトルを探す」機能だ。外出先で使うシーンが多い水筒は、置き忘れる可能性も十分に考えられる。決して安い買い物ではないため、あって安心な機能かもしれない。

水筒としては高価かもしれないが、気づかないうちに脱水になりがちな人や、健康管理に高い意識を持つ人にはオススメのアイテムと言えそうだ。今年の夏は、スマート水筒ユーザーを街中でよく見かけるようになるかもしれない。

●HidrateSpark STEEL – 21 oz.(620 ml)Chug + Bonus Straw Lid【Apple公式オンラインストア

※サムネイル画像は(Image:「Apple」公式オンラインストアより引用)

オトナライフ編集部
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