楽器やオーディオ関連商品などを手掛けるヤマハが6月末にリリースする新作イヤホンが、発売前からオーディオファンの間で注目を集めている。「楽器・音響機器のリーディングブランド」を自負するヤマハの技術を結集したハイエンドモデルなだけにオーディオファンからの視線も熱いが、理由はそれだけではないようで…。
今回はそんなヤマハの新作イヤホンについてお伝えしていきたい。
ヤマハ、完全ワイヤレスイヤホンの最上位モデルを発表
ヤマハは6月7日、リリースを発表。完全ワイヤレスBluetooth®イヤホンの最上位モデル「TW-E7B」を、6月24日より全国で発売することを伝えた。TW-E7Bは、厳選された素材のみを使用し、ヤマハのアコースティック技術とエレクトロニクス技術を融合させることにより、極上のサウンドと装着性を実現したイヤホンだ。
音質・装着性の追求だけでなく、ヤマハ独自のアルゴリズムを採用した「アドバンスドANC(アクティブ・ノイズ・キャンセリング)」や、イヤホンの左右それぞれの音を理想的な周波数特性に自動補正する「リスニングオプティマイザー」、音量に応じて音のバランスを最適化する「リスニングケアアドバンスド」といった機能も搭載。多数のオーディオファンが音の世界に没入することができる深い音体験を提供できる機種となっている。
先代機種の一件を乗り越えての大ヒットに期待
そんなヤマハ渾身のハイエンドイヤホン・TW-E7Bの発表にネットも「え!?!?ヤマハのワイヤレスイヤホン最上位機種きた!?!?」「良さそうだよな~」など大盛り上がり。「買うか迷うな~」といったすでに購入を検討しているユーザーや、「もう少し早く発表して欲しかった。FALCON ANC買っちまったよ……」と、購入したいが別のイヤホンを買ってしまったばかりだという人も現れた。
また、中には「とうとうE7Aのリベンジ機が来たか」「先代(E7A)が残念だっただけに満を持しての登場だと信じたい」という声も。実はTW-E7Bの前のモデルにあたる2020年発売の「TW-E7A」は、同時期に発売した「TW-E5A」とともに2021年3月1日付で回収・返金と販売終了が発表されていた。「バッテリー充電不具合等」が理由だったと報告されている。
前回の一件があるからこそ、ヤマハも今回は万全を期して送り出していることだろう。はたしてTW-E7Bは、どれだけ多くのオーディオファンを魅了することができるだろうか。発売日の6月24日を心して待ちたい。
●ヤマハ「TW-E7B」(公式)は→こちら
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)