古き良きノスタルジーなデザインに、心を掴まれるようだ。モバイルアクセサリーメーカーのelagoが、レトロなえんぴつ風デザインのApple Pencil(第1世代)ケースとフロッピー風デザインのAirTagケースの販売をスタートした。どちらも個性的なアイテムだが、いったいどのような仕様となっているのだろうか。
Apple Pencilが郷愁を感じるレトロアイテムに
手がけたのはアメリカのサードパーティー製メーカーだが、日本でもすでに発売が行われている。現代の“えんぴつ”であるApple Pencilがすっぽりと収まる「elago Apple Pencil Case for 1st Generation」は、えんぴつの上についた消しゴムまで再現されており芸が細かい。消しゴム部分はキャップになっており、取り外すとApple Pencilをケースに入れたままライトニング端子を出して充電することができる。
ケースはシリコン製で、いかにもえんぴつらしい六角形のデザインだ。質感・形状ともに握りやすさがアップし、ケースを取り付けたまま作業することができる。また、机に置いたApple Pencilがうっかり転がり落ちてしまう心配が少ないのも、うれしいポイントだ。
今回、発売が開始されたのはApple Pencilの第1世代に対応するものだが、実はすでにほぼ同じデザインで第2世代対応のケースも発売されている。価格はどちらも税込1,990円となっている。第2世代に対応したケースはカラーバリエーションも豊富であり、好評なら第1世代用も今後カラー展開が増える可能性もあるだろう。
高級感あるシリコン製のフロッピー風ケース
さらに、同じく販売が開始され、これでもかと懐かしさをあおってくるのが、紛失防止タグAirTagの収納ケース「Floppy Disk Case for AirTag」である。2000年代前半までは、おそらく現役で活躍していたフロッピーだが「若年層にフロッピーが通じるのか……?」と、嫌な汗が流れなくはない。いずれにしても、かつて利用していた世代にとっては、心くすぐられるデザインだ。
こちらも素材はシリコン製で、万が一、AirTagを落としたときにも衝撃や傷、汚れから守ってくれる。ケースはカラビナ付きで、カバンや鍵などへの取り付けが可能。レトロすぎないシンプルなデザインが絶妙で、シリコンの質感も高級感を匂わせている点がニクい。カラー展開はクラシックホワイトとブラックモデルの2種類であり、価格は税込2,790円となっている。
通販サイトAmazonのレビューを見ると、とくにえんぴつ風ケースを一足先に購入した海外のユーザーたちが、デザインのクールさとグリップ感のよさを実感しているよう。一部「キャップが外れやすい」という声もあるが、見た目だけでも購入する価値があるのではと思ってしまうほどには魅力的なデザインだ。
※サムネイル画像(Image:Amazonより引用)