エレコムのAmazon「Fire TV Stick」用スタンド型アダプターが想像以上に便利だった!

Amazonプライム・ビデオやYouTubeなどの動画を、リビングの大型テレビで楽しむのに便利な「Fire TV Stick」。ただし、テレビのHDMIに直接さして使うので、どうしてもテレビ周りのケーブル類がごちゃごちゃしてしまう……。そんなときは、エレコム「Fire TV Stick スタンド型アダプター」がおすすめ! Fire TV Stickをさして有線LAN接続できる優れもので、テレビ周りがスッキリするうえにネット接続も安定して一石二鳥だった。

エレコム「Fire TV Stick スタンド型アダプター」で何ができる?

今や動画はサブスクリプションサービスを利用するのが当たり前。とくにAmazonプライム会員になると映画やテレビ、アニメなどの動画が見放題になるが、やはり動画はリビングの大画面で楽しみたいもの。

そこで、テレビのHDMIに差し込んでAmazonプライムやYouTubeなどを楽しめる「Fire TV Stick」を購入したという人も多いはずだ。だが、Fire TV Stickは、HDMIに差し込むと端末が飛び出してしまううえに、USBケーブルもジャマになって、テレビ周りがごちゃごちゃになる。

筆者もFire TV Stickを利用しているが、テレビ周りのケーブルがごちゃつくのがずっと気になってモヤモヤしていた。そんなときAmazonで見つけたのが、エレコムの「Fire TV Stick スタンド型アダプター」である。

●エレコム スタンド型アダプター「DH-FTHDL01BK」→(Amazon

Fire TV Stick スタンド型アダプターは、Wi-Fiでしか使えないFire TV Stickシリーズを有線LANに接続するためのスタンド型有線LANアダプター。

まず、何よりFire TV Stickを直接テレビにささなくていいし、有線LAN接続することでネット回線も安定するのだ。

そこで今回は、実際に筆者がエレコム「Fire TV Stick スタンド型アダプター」を購入してみたので、接続方法や使い方の注意点などについて写真付きで解説しよう。

筆者のテレビはHDMIの空きが横しかなく、「Fire TV Stick」をテレビ横のHDMIにさしている。だが、ご覧のように本体が横に飛び出しているし、USBケーブルが上になってしまいモヤモヤすることに……(筆者撮影)

こちらが筆者がAmazonでポチったエレコム「Fire TV Stick スタンド型アダプター」。対応機種はFire TV Stick(第2世代以降)/Fire TV Stick 4K/Fire TV Stick 4K Maxとなっている(筆者撮影)

実際にFire TV Stick スタンド型アダプターを使ってみる!

それでは実際にエレコム「Fire TV Stick スタンド型アダプター」を使ってみよう。本体上部には、Fire TV Stick本体のHDMIをさすHDMIと、電源用のUSB端子が付いている。まずは、ここにFire TV Stick本体を接続しよう。

また、Fire TV Stick スタンド型アダプター本体の後ろには、有線LAN、HDMI、microUSB(電源用)の3つの端子が用意されている。

有線LANケーブルとHDMIケーブルは別途自分で用意する必要があるが、これらをすべて接続すればいい。おそらく3分もあればFire TV Stickの接続は完了するはずだ。

実際に接続してみると、以前よりテレビのケーブル周りがスッキリするし、有線LAN接続になるのでWi-Fiのときよりもネット回線も安定している。これは買って良かったかも!

ただし、Fire TV Stick スタンド型アダプターは、本体が小さくて非常に軽いので、意外と接続しているケーブルに振り回されてしまう。両面テープなどでしっかり固定したほうがいいだろう。

■Fire TV Stick スタンド型アダプターの接続方法

Fire TV Stick スタンド型アダプター本体の後ろには、左から有線LAN、映像用HDMI、電源用microUSBの3つの端子が用意されている。これらを接続すればすぐに利用できるようになる(筆者撮影)

まず、Fire TV StickのHDMI端子をアダプターに上からさしこみ、microUSBケーブルを接続しよう(筆者撮影)

続いて、有線LAN、映像用HDMI、電源用microUSBの3つのケーブルを接続しよう。これですぐにFire TV Stickが利用できるようになる(筆者撮影)

こちらが実際にFire TV Stick スタンド型アダプターを接続したところ。テレビ周りがかなりスッキリして大満足! なお、この位置ではジャマになるので、実際にはテレビの後ろに置くことにした(筆者撮影)

ネット回線を安定させたいだけなら「Amazon イーサネットアダプタ」がおすすめ!

今回は、テレビ周りのFire TV Stickのごちゃつきを解決するのにFire TV Stick スタンド型アダプターを導入した。

だが、有線LANを導入してネット回線を安定させるのが主目的だということなら、「Amazon イーサネットアダプタ」のほうがおすすめ。

Amazon イーサネットアダプタはFire TV Stickを有線LANに変換できる機器。Amazonブランドで信頼性も高く、価格は1,780円と、Fire TV Stick スタンド型アダプターよりもやや安くなる。

●Amazon「Amazon イーサネットアダプタ」→(Amazon

Amazon イーサネットアダプタは、Wi-Fiでしかネット接続できないFire TV Stickを、有線LANでネット回線に接続するためのアダプター(画像はAmazon.co.jpより転載)

まとめ

いかがだろうか? 長引くコロナ禍で自宅にいる時間が長くなったことで、Fire TV Stickの需要も高くなっているようだ。

確かにFire TV Stickは非常に便利だが、どうしてもテレビ周りの配線はごちゃついてしまうので、Fire TV Stick スタンド型アダプターのような機器を使うことで、かなりスッキリさせることができる。

なお、Fire TV Stickの電源用USBケーブルが長くて困っている人には「Mission cables」がおすすめ。詳しくはこちらの記事を確認してほしいが、短いケーブルでテレビ周りをスッキリさせられるはずだ。

Fire TV Stickの電源を取るためのUSBケーブルは意外と長くてごちゃつきがち(上写真)。そんなときは「Mission cables」を使ってみよう。かなりスッキリするはずだ(下写真)。(筆者撮影)

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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