音楽のサブスクリプションサービスが普及し、場所や時間を選ばず音楽を楽しめる時代になった。自由な音楽ライフを満喫するうえで欠かせないのが「イヤホン」。国内外のメーカーから、有線・ワイヤレスなどさまざまな特徴をもったイヤホンが発売されている。いざ購入するとなると、なにを選んだらいいか迷うユーザーもいるはずだ。そこで今回は、イヤホン購入時に参考にする口コミに関する調査結果を紹介する。
やはり音質が大事！ イヤホンに求める機能性が明らかに
こだわりは人それぞれだが、イヤホンの本質的価値は変わらないようだ（株式会社レビュー「口コミの森」調べ）
イヤホンにまつわる調査結果を発表したのは、暮らしに役立つ情報サイト「さぶろぐ」の運営をはじめ、YouTubeチャンネルやオウンドメディアの運営代行事業を展開するレビューだ。「イヤホンのどんな内容の口コミを参考にするか」という名目でアンケート調査を行い、現代のイヤホン事情を明らかにしている。
口コミ参考時に最も重視するのは「音質」で約40％の回答率を獲得した。音楽の本質は音であり、「せっかく購入するのであれば、いい音で聞きたい」や「音質が悪いとせっかく好きな曲を聞いていても、薄っぺらく感じてしまってテンションが下がってしまう」といったこだわりが伝わる回答が寄せられた。また、世相を反映し倹約志向が強まりながらも「音質がまずよくて、かつコスパがよいものを選びたい」という声からも、やはり音質は無視できないようだ。
ついで、30％弱の回答を集めたのは「フィット感」。昨今のイヤホン使用シーンは多岐にわたり、ジムや読書など“○○ながら使い”するユーザーが街中にあふれている。その場合、走っても耳から外れにくいイヤホン、長時間装着していても不快感のないイヤホンを好むのは当然のことであり、購入者だからこそ知るフィット感の口コミは、ほかでは得難い情報と言える。
防水性やファッション性など、＋αの特徴を重視する声も
音質はマスト、加えてライフスタイルをふまえたセレクトをしているようだ
音質とフィット感が重要視される一方で、そのほかの機能や仕様に重きを置くユーザーもいることがわかった。長時間使用に応える連続再生時間、ジョギングなど外で安心して使ううえでの防水性、なかには「デザインが可愛いと旅行先や友達と会う時に持っていく時に、嬉しい気持ちになる」という理由で、デザインにこだわる回答者もいた。音楽を楽しむ環境が広がった分、イヤホンにもそれにふさわしい価値を求めているのだ。
万単位の製品もざらにあるイヤホン市場。音質にこだわれば、各メーカーのフラッグシップにいきつくはずだ。安い買い物ではないだけに、購入検討者にとって口コミはこれかも貴重な情報となることだろう。
出典元:【口コミの森】
