「おすすめ3選」「ベストバイ」などメリットに引き寄せられて商品を選ぶ人は多いだろう。しかし、とくに家電のような大きな買い物をする際には、その良さだけはでなく、なかなか表に出てこない欠点を理解することが大切だ。今回は実際に購入したユーザーの後悔の理由とともに「買って後悔した家電」ランキングをお伝えしよう。
本音大公開!ユーザーが実際に「買って後悔した家電」ランキング
「株式会社ACIL」が運営するモノやサービスに関する情報メディア「なるほどデメリット」は5月13日、「買って後悔した家電は?」のアンケート調査を発表した。全国の男女100人を対象にインターネットで調査した結果によると、買って後悔した家電の第1位は「ルンバ( ロボット掃除機)」となった。
忙しい毎日の中で、自動で床を掃除してくれるルンバを「買って後悔した理由」をみると、「掃除をするためにいちいち床上の障害物を全て撤去するのが面倒」「毎日片付けてから使わないといけないのが面倒」「手動でやった方が早い」という回答が並んだ。時短でルンバを使い始めたが、結局いろいろと自分で掃除したり、物を移動するのが面倒で、自分でやった方が良いという結論になった人が多い、と同社は分析している。
見落されがちなデメリットを把握することにより、家電の選択への後悔を未然に防ぐことができる。2位以下のランキングの理由も、ぜひ次の家電選びの参考にしていただきたい。
意外な落とし穴?ユーザーが語る「家電購入で後悔した理由」とは
買って後悔した家電ランキング、続いての第2位には「ウォーターサーバー」がランクインした。維持費が高いことや、予想以上に置き場所を取ることに後悔するようだ。そして3位には「食洗機」が続いた。洗浄力に不満を持つ人が多く、事前に手洗いが必要ならそもそも食洗機を購入する意味があるのか、疑問に思う人が多いようだ。
ランキング4位には「電気圧力鍋」が登場した。シンプルに「意外と使わなかった」という意見が大半を占めた。また製品によっては洗う部品が多く、その手間が面倒だと感じる人が少なくない。5位には「オーブンレンジ」がランクイン。オーブン機能を使わなかったり、焼き加減が甘い、という理由で後悔の声が上がっている。
そして6位の「空気清浄機」は、電気代の高さや、具体的な効果が見えにくいことが課題とされている。7位の「ドラム式乾燥機」は、使用感についての不満が目立つ。「買ったものの、意外と手間がかかる」、これらの生の後悔の声を、次の家電選びに活用してみてはいかがだろうか。
出典元:【なるほどデメリット】
※サムネイル画像は(Image:「photoAC」より)