「ポータブル電源」半数以上が選んだメーカーとは? そのポイントは?【Picky’s調べ】

昨今のアウトドアブームや防災時の備えとして、ポータブル電源を購入または購入を検討している人が増えている。しかし、ポータブル電源と一言で言っても、その価格や容量はさまざまで、どう選べばいいかわからないという声も多い。今回は夏のレジャーシーズン本番に向けて、ポータブル電源購入に関するアンケートの結果を紹介しよう。

ポータブル電源を選ぶ上でのポイントと購入の際の予算は?

ポータブル電源を選ぶ上でのポイントは容量と価格が拮抗し、次に持ち運びやすさが重視されている(「Picky’s」調べ)

2023年6月20日、おすすめランキングや検証レビューを紹介するサイト「Picky’s」を運営する株式会社rentryは、ポータブル電源についての調査結果を公表した。ポータブル電源を選ぶ上でのポイントや利用目的、メーカー、予算などについてポータブル電源を購入した・購入を考えていると回答した男女220名から回答を得た。

まず、ポータブル電源を選ぶ上でのポイントに関する質問には、1位がバッテリー容量(24.8%)、2位は価格(20.9%)、3位は大きさや重さ(15.1%)と回答がやや分かれた。容量と価格はほぼ比例することから、使用目的に合った容量と予算のバランスが重視されているのがわかる。

購入予算は5万円以下がダントツの1位。価格と容量がほぼ比例しているので、容量は少なめでもいいので予算重視という人が多い傾向がわかる(「Picky’s」調べ)

購入または購入予定金額に関しての質問では、1位が5万円以下と約半数を占め、次いで5~10万円との回答が多かった。10万円以下の製品を購入または購入予定と答えたのは約80%で、世間に出回っている製品との需要と供給のバランスが一致しているようだ。参考までに、2泊までのキャンプでじゅうぶんに足りる容量である700Wh前後の商品は10万円までで買えるものが多く、1泊から2泊のアウトドア生活を想定して購入する層が多いと考えられる。

購入・購入予定の半数以上が選んだメーカー2社はJackeryとAnker

3位のEcoFlowは設立からわずか5年で業界トップクラスに成長した新進気鋭のメーカー。今後が楽しみだ(「Picky’s」調べ)

また、「購入した、購入予定のポータブル電源のメーカーを教えてください」との質問には、約半数が2社の名前を挙げた。

(画像は「Amazon」公式サイトより引用)

1位の「Jackery」は2015年に世界初のリチウムポータブル電源を開発したメーカーであり、業界では最も老舗だ。黒ベースにオレンジのアクセントカラーのデザインが特徴的で、ポータブル電源の購入を検討したことがある人なら、一度は目にしたことがあるだろう。現在も大手ECサイトなどでは常に売り上げランキングの上位を占め、ユーザーからの信頼も厚い。

(画像は「Amazon」公式サイトより引用)

次いで2位に選ばれたのは「Anker」。同社はポータブル電源よりもモバイルバッテリーで有名なブランドというイメージを描く人も多いかもしれない。Ankerのポータブル電源もモバイルバッテリーのようにスタイリッシュなデザインで、それも人気の理由のひとつだ。さらに福岡市や川崎市をはじめさまざまな自治体で非常時の電源供給用として採用されており、安全性・品質面ともに評価が高い。

レジャーでも災害時でも、あれば便利なポータブル電源。容量が大きければ大きいほど、消費電力の大きな製品を稼働でき、複数の電子機器の充電にも使える。だが、容量が増すほど本体の重量は重くなり、価格も上がるなるため、自身の用途にあった製品を選ぶのがオススメだ。まず、どのようなシチュエーションで使うのかをよく考えてから、容量と予算、性能などのバランスで納得いくものを購入するようにしたい。

出典元:【Picky’s

※サムネイル画像は(Image:​「Amazon」公式サイトより引用)

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