音楽を楽しむ際に、密閉性や臨場感の高さからオーバーイヤータイプのヘッドホンを好んでいる人も少なくはないだろう。2023年夏に発売と噂されるアップルの完全子会社であるオーディオ機器ブランド「Beats Electronics」の新型ヘッドホンの発売日と一部仕様が明らかになった。今回は待望の新製品「Beats Studio Pro」の情報について詳しくみていこう。
情報が明らかになったのは発売日・カラーバリエーション・価格など
公開されたBeats Studio Proは「BEATS STUDIO3 WIRELESS」とほぼ同じように見える※写真はBEATS STUDIO3（画像はBeats公式サイトより引用）
Beats Studio Proの発売日は7月19日になる可能性があることが判明した。これはApple関連のPodcast「Connected」でMyke Hurley氏が匿名の情報筋の話として明らかにし、2023年6月28日にAppleに関する精度の高い噂を掲載するサイト「MacRumors」。が報道したもの。
デザインは2017年10月に発売されたオーバーイヤーヘッドフォン「Beats Studio3」と酷似。ブラック、ネイビー、サンドストーン、ディープブラウンの4色展開で マット素材でスタイリッシュなデザインが目を引く。気になる価格は欧州での販売価格が、Beats Studio 3と同価格の約399ユーロ程度になる見込みで、日本では4万円台後半で販売されると考えられる。
ファン待望の性能はBeatsの最新イヤホン寄り？
Beatsの最新モデルであるBeats Studio Buds +は、アクティブノイズキャンセリングやAppleデバイスとAndroidデバイスとの互換性が高いことが特長（画像はBeats公式サイトより引用）
Beats Studio ProはBeatsの最新イヤホン「Beats Studio Buds +」と同様に、強力なアクティブノイズキャンセリングやDolby Atmosによる空間オーディオにも対応しているとのことだ。Beats Studio Buds +はインナーイヤータイプだが、Beats Studio Proはオーバーイヤータイプ。さらに立体的な音の世界に没頭できるだろう。
充電ポートには、欧米で2024年に義務化されるUSB-Cが採用され、3.5ｍｍイヤホンジャックとワイヤレスの両方で接続できる。また、マイクもアップグレードされ、Siriにも対応。さらにかなり汎用性の高いものとなっているようだ。一方、Beats Studio3ではApple W1チップが搭載されていたが、Beats Studio Proのチップに関してはまだ情報はない。空間オーディオに対応しているということから、Apple H1またはH2が搭載される可能性もある。
2017年10月以来、Beatsのヘッドホンとしては待望の新製品となるBeats Studio Pro。米連邦通信委員会（FCC）のデータベースに登録されていることがわかり、発売日が近いと噂されていた。アップルからの正式発表も近いだろう。この夏は、より音楽を楽しみたい人にとっては嬉しい夏になりそうだ。
※サムネイル画像は（Image:MacRumorsより引用）
