発売が待たれるソニーの完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM5」。同社の最新フラッグシップモデルスマホ「Xperia 1 Ⅴ」と同時購入を狙っていたユーザーもいたかもしれない。しかし、Xperia 1 Ⅴが先行して発売され、WF-1000XM5の詳細や発売日などの公式発表はまだの状態。そのようななか、最新情報では、新しいプロセッサが搭載されるという情報が流出した。今回は、現在までにリークされた最新情報と、予想される発売時期について紹介しよう。
WF-1000XM5はAirPods Proを超える?
ソニーのイヤホンは音質がいいだけでなく、各音域のバランスや迫力などが絶妙で、聞き応えのあるサウンドが魅力。現行モデル「WF-1000XM4」は発売当時、ソニー最強のワイヤレスイヤホンと言われ、アップルの「AirPods」シリーズAirPodsやBOSEのイヤホンに引けを取らない良品だとユーザーからは好評だった。その後継機であるWF-1000XM5が、さらに進化すると聞けば、ソニー製品のファンでなくても期待してしまうだろう。
これまでのリーク情報によると、本体の形状はWF-1000XM4にデザインは酷似しているが、より丸みを帯びて小型化され、耳へのおさまりが良くなっている可能性が高いという。また、付属するイヤーピースはウレタン製からシリコン製に変更されているのでは、との予想もある。
新プロセッサ「V2」搭載か? その分、価格が上がるか?
そして、なんといっても注目されているのが、新しいチップが内蔵されたプロセッサ「V2」を搭載されているのではないかという情報だ。その分、価格が上がるのではともされており、WF-1000XM4の定価36,300 円(税込)以上を上回るなら、AirPods Pro(第2世代)の39,800円(税込)を超えてくる可能性もあるだろう。
ソニーのイヤホン事情に詳しい「The Walkman Blog」が2023年7月15日に更新した記事で、WF-1000XM5の型番がコードネーム「YY2963」でありことを掲載した。さらに、WF-1000XM4に搭載されたV1プロセッサとは異なる「MT2833」というコードネームのチップが搭載されるとの情報を明らかにした。同サイトは、たびたびコードネームから使われる部品やチップ名を推測する記事を投稿しており、かなり信頼感の高い情報を流すとしても一部マニアの間でも有名だ。
部品調達に苦慮しているため、なかなか発売できないという情報もあるが、ソニーが米国の情報通信にかかわる行政機関・米連邦通信委員会(FCC)に申請した秘密保持期限は申請許可が出た43日後まで。それを考慮し、2023年8月上旬までの発売が予想されているWF-1000XM5。今年最も注目度高いイヤホンのひとつであることは間違いないだろう。
ソニーの現行商品であるWF-1000XM4のキャッチコピーは「イヤホンを変えないと、出会えない音がある」。WF-1000XM5にしか出会えない音はどれほど素晴らしい音だろうか。詳細情報の発表と発売が楽しみだ。
引用元:【The Walkman Blog】
引用元:【WinFuture】
参照元:【iPhone Mania】
※サムネイル画像は(Image:「WinFuture」より引用)