スマホを顕微鏡化「ミクロハンターレンズ」が話題 – ほぼすべてのスマホに対応

いよいよ夏本番。緑生い茂る山、青々とした海などを楽しめる、これまでの自粛生活のうっぷんを晴らしたい人には絶好の季節だ。そのようなレジャーシーンに趣向の異なる楽しさをもたらすであろう、画期的な商品が発売された。スマートフォンに取り付けるだけで顕微鏡として使用できるレンズだ。

スマホ用レンズ「ミクロハンターレンズ」でスマホが顕微鏡に早変わり!

指先にのるほどの小さなレンズがスマホの可能性を広げる(画像は「合同会社KaraSeed」プレスリリースより引用)

輸入総代理店であるKaraSeedは、スマホ用顕微鏡レンズ「ミクロハンターレンズ」の一般販売開始を7月20日に発表した。同製品は、上海を拠点とするShanghai Qingying E&T LLCが開発した顕微鏡ツールで、顕微鏡愛好家や専門家からも高い評価を得ている。

評価されているのは、顕微鏡機能の高さだ。Shanghai Qingying E&T LLCは2012年に最初の特許を登録してから、スマホ用顕微鏡ツールの開発を10年以上にわたり続けてきた。研究に研究を重ねてたどり着いた「ミクロハンターレンズ」は、高度な工学設計にもとづく高解像度と低収差を実現し、スマホに小さなレンズを取り付けただけだとは思えない鮮明な画像を写す。

さらに、スマホの機能と合わせると最大800倍まで拡大可能。アリなどの小さな生物や葉っぱなど、自然界のいままで見えなかった一面をクローズアップできる。野山散策をする際には、持参してみたら重宝するはずだ。

宝石を「ミクロハンターキットLite」の付属レンズで写した画像(画像は「合同会社KaraSeed」プレスリリースより引用)

身近なものを「ミクロハンターレンズ」で観察してみるのもおもしろいだろう。上記画像は宝石を「ミクロハンターキットLite」の付属レンズで写した画像で、肉眼では見えない宝石の質感を確認できる。知らない世界を目の当たりにすれば、大人であっても童心にかえることだろう。

トリビアいらずで自然観察! 自由研究にもぴったりの簡単仕様

「スマホを顕微鏡のように使う」というニーズは、ニッチなものではなく一般的に存在している。スマートフォンのレンズに水滴を垂らして使う「水滴スマホ顕微鏡」はインターネット上で以前から紹介されていた。ただ、精度面では顕微鏡に及ばないのが現実だった。

(画像は「合同会社KaraSeed」プレスリリースより引用)

「ミクロハンターレンズ」は顕微鏡顔負けの本格仕様でありながら、レンズをスマホに装着するだけの簡便性も特徴だ。その背景には開発者の「誰もが気軽に使える高性能な顕微鏡をつくろう」という信念がある。信念はかたちとなり、顕微鏡だと価格面・操作性でハードルが高いところ、「ミクロハンターレンズ」は、子どもでも簡単に使うことができる。

この画期的ツールを、夏休みの自由研究や親子のコミュニケーションに活用してみてはいかがだろうか。

出典元:【合同会社KaraSeed/PR TIMES
出典元:【ミクロハンター 1 / 2

※サムネイル画像は(Image:「合同会社KaraSeed」プレスリリースより引用)

オトナライフ編集部
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