いまや過去の産物と化している“カセットテープ”。1970~1980年代に青春時代を過ごした音楽好きにとっては、なじみのある存在ではないでしょうか。そのような古き良き時代を彷彿とさせる“カセットテープ本”『TDKカセットテープ・マニアックス』(税込1,980円)が株式会社双葉社から発売されました。
TDKカセットテープ全種を写真とともに紹介!
カセットテープが普及していた時代、家電メーカーや、オーディオメーカー各社はこぞってカセットテープを発売していましたが、その中でも市場を牽引していたのは、「TDK」「ソニー」「マクセル」の3大メーカーでした。
とくに、TDKに関しては、長きにわたってシェアナンバー1を誇り、カセットテープの代名詞とも言えるブランドとして知られています。そして、この度発売された『TDKカセットテープ・マニアックス』では、そのようなTDKカセットテープ全種を写真とともに完全網羅。
事業から撤退して20年近く経つTDKのさまざまなカセットテープを、誌面を通じて振り返えられる内容になっています。
歴史、CM、インタビューなどさまざまな視点から“TDKカセットテープ”の全容を紐解く
本誌の「TDKカセットテープギャラリー」では、「METAL」「HIGH-POSITION」「NORMAL」「CDing DJ BEAM」といった種類のカセット本体やパッケージ写真から、TDKの世界観を楽しむことができます。
たとえば「METAL」では、1979年にTDKが初めて発売した超高級メタルテープ「MA-R」について詳細が書かれており、1985に発売された最高級メタル「MA-XG」などのモデルに関しても関係者が解説。日本のメタルテープを牽引した“TDKの歴史”が事細かに記載されています。
また「TDKカセットテープ・アドバタイジング・ギャラリー」では、当時の雑誌に掲載された広告群でTDKブランドを俯瞰できる内容となっており、「TDKカセットのテレビコマーシャル」では、スティービー・ワンダーやマイルス・デイヴィスを起用した、巧みなイメージ戦略を知ることが可能。
他にも、「TDKカセットテープの歴史&TDKの今」では、歴史とともに、現在のTDKに関する情報を掲載されています。中でもイチ押しは、「対談・『TDKカセット』とは何だったのか?」という特集ページ。黄金期をもたらした商品企画・宣伝のキーマンが“TDKの全容”について語るインタビューを収録しています。
TDKのカセットテープコンプリートコレクション、歴史、歴代CM、OBインタビューなど、盛りだくさんの内容となっているムック本『TDKカセットテープ・マニアックス』。カセットテープになじみがある人は、懐かしさを感じながら新たな発見も得られるかもしれません。
出典元:【株式会社双葉社/PR TIMES】
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※サムネイル画像は(Image:「株式会社双葉社」プレスリリースより引用)