意外にも「有線イヤホン利用」が多数派と判明、その理由は?【マイボイスコム調べ】

通勤通学や運動、勉強、家事など作業をしながら音楽を聴くために利用されるイヤホンやヘッドホン。とくに、ワイヤレスのものは移動中や運動時でも邪魔にならないため、利用者が急増している。一方で、有線のイヤホンを使っている人が減少しているように見えるが、実際の利用状況はどうなっているのだろうか。

ワイヤレスの使用理由「何かをしながらでも、コードが邪魔にならない」

ワイヤレスの勢いが強いと思われるが、まだ有線の方が利用率は高いようだ(「マイボイスコム株式会社」調べ)

マイボイスコム株式会社は2023年7月1日~5日にかけて、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンに関する調査を実施。3回目となる本調査では、9,640人から回答を得た。

イヤホン・ヘッドホン・ヘッドセットの利用状況に関する調査によると、3つのうちいずれかを利用している人は6割弱。そのなかで最も利用率が高かったのは、38.5%で「イヤホン・有線」。近年のスマホは、イヤホンジャックがないものも多いが、それでも有線のイヤホンを使う人が多数派のようだ。ついで多かったのは19.2%で「完全ワイヤレスイヤホン」で、ワイヤレスのイヤホン・ヘッドホン・ヘッドセットをいずれかを使用している人は3割ほどであった。

(「マイボイスコム株式会社」調べ)

ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンなどのユーザーに、その利用理由を聞いたところ、「動いたり、何かをしながらでも、コードが邪魔にならない」という声が63.2%と圧倒的に多かった。音楽を聞きながら他の作業をするときなどに、コードが煩わしいと感じる人が多いのだろう。

ほかにも「軽量でコンパクトなので持ち運びやすい」、「運動時など、動いても耳から外れにくい」、「ハンズフリー通話をする」などの理由が挙がっており、やはり持ち運びや並行して作業をする際に、邪魔にならないことが一番のメリットだと考えられる。

ワイヤレスイヤホンなどを利用したい人は4割強

利用したい派と利用したくない派は、それほど大きな差は開かなかった(「マイボイスコム株式会社」調べ)

ワイヤレスイヤホンなどの利用意向については、計42.5%が「利用したい」「やや利用したい」と回答。すでに、ワイヤレスイヤホンなどを使っている人では利用したい声が9割を超え、ワイヤレスを使っていない人では5割ほどであった。年代別では若年層の利用意欲は高いようで、とくに10代~20代女性では約75%が利用したいと答えている。

ワイヤレスイヤホンなど利用したい派の意見として、「家事の最中に動画を見たり、ストレッチしながら映画見たりというのが日常になっているため」「ジムに通ってるので、音を出さずにスマホを使用する必要があるため」などが集まり、「ながら利用」に適していることが、使用し続ける一番の理由のようだ。

一方、利用したくないと考えている人からは「コードがないと接続が不安だから。自分の流す音が近くにいる他人のヘッドホンに流れるのでは? という不安もある」「使っていない間も、充電がすぐになくなって使いたいときに充電に時間がかかるので」など、接続や充電などワイヤレスに対する不安の声が寄せられた。

出典元:【MyVoice/PR TIMES

オトナライフ編集部
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