ダイソーのワイヤレスイヤホン2種を聴き比べて比較!TWS001とTWS002はどちらがおすすめ?

100円ショップ・ダイソーには、「こんなものまで売っているの?」と驚く商品が売られていることも少なくありませんが、ワイヤレスイヤホンもそのひとつ。ワイヤレスイヤホンは家電量販店では安くても3,000円ほどはしてしまいますが、ダイソーでは1,000円台で売られています。

しかし、途中で音が切れてしまったり、音質が悪すぎたら音楽を聴くデバイスとして使い物にはなりません。そこでこの記事では、ダイソーのワイヤレスイヤホン2種を聴き比べた結果をご紹介します。

ダイソーのワイヤレスイヤホンが実は人気

ダイソーではさまざまな種類のイヤホンを販売していますが、2024年4月現在、人気となっているのは「TWS001」「TWS002」の二種類です。

「TWS001」が旧型で、「TWS002」が後継機種に相当します。どちらも価格は税込1,100円です

画像引用元(TWS001):ダイソー公式サイト画像引用元(TWS002):ダイソー公式サイト

定番モデル「TWS001」「TWS002」はどちらがおすすめ?

結論から述べると、おすすめなのは「TWS002」。詳細は後述しますが、TSW001と比較して「TWS002」は本体だけで4時間30分、充電ケースを使うと18時間も聴ける上、操作性も向上しています。

なお、ほかのダイソーのワイヤレスイヤホンについては以下の記事でもご紹介しているので参考にしてください。

とはいえ、TWS001も根強い人気があるのは事実。両者のスペックをそれぞれまとめ、実機レビューをしてみました。

定番ワイヤレスイヤホン「TWS001」の概要・スペックと実機レビュー

「TWS001」のスペックと実機レビューをご紹介します。

【特徴1】約1000円のイヤホンとしては性能が高い!

税込1,100円という価格はダイソーでは高いものの、ワイヤレスイヤホンと考えれば激安。

ケースで充電できる点は、普通のワイヤレスイヤホンと同じ。接続も切れにくく、「通勤時間に音楽をちょっと聞きたい」という使い方であれば十分でしょう(筆者撮影)

【特徴2】ハンズフリー通話や音声アシスタントの利用もできる

「TWS001」はハンズフリー通話や音声アシスタントに対応しています。
スマホを持たずに通話できるほか、本体のボタンを長押しすることで音声アシスタントを起動し、声で操作することも可能。

【特徴3】Bluetoothにももちろん対応

ワイヤレスイヤホンのため、当然Bluetoothに対応しています。Bluetoothでスマホと本体を繋ぎ、音声を聞くことが可能です。

ダイソー TWS001の実機レビュー:同梱物は?

箱の中身はイヤホン本体のほか、充電可能なケースと、ケースに繋ぐことのできるUSB Type-Bケーブルが入っています。ACアダプタは同梱されていないため、自分で用意しましょう(筆者撮影)

ダイソー TWS001の実機レビュー:ペアリング方法

ペアリング方法は他のワイヤレスイヤホンと変わりありません。
本体を取り出すと、赤と青に点滅し、自動でペアリングモードに移行します。

スマホのBluetooth設定画面を開き、「利用可能なデバイス」に表示された「DAISO_TW001」をタップし、「ペアを設定する」をタップすれば完了です

ダイソー TWS001の実機レビュー:音質と聴いてみた方法

「TWS001」の音質は、「決して悪いわけではない」という印象。音質にこだわりがなく、「とりあえず聞きたい」という程度であれば充分使えるアイテムでした。

一方、3万円弱ほどのソニー製のワイヤレスイヤホンと比べると、高い音ほどこもって聞こえるため、「音楽を楽しみたい」という方には不向き。また、音声アシスタントがうまく使えなかったりすることもありますが、値段を考えるとあまり不満もなく、非常にコストパフォーマンスのいいアイテムだと感じました(筆者撮影)

定番ワイヤレスイヤホン「TWS002」の概要・スペックと実機レビュー

次に「TWS002」のスペックと実機レビューをご紹介します。

【特徴1】低価格はそのままに前モデルからの進化がすごい!

価格は「TWS001」と同じ1,100円ですが、「TWS001」からの進化が特徴。

「TWS001」がBluetooth5.0だったのに対し、「TWS002」のほうは省エネタイプのBluetooth5.3に進化。詳しくは後述しますがスペックも向上している上、武骨で安っぽいデザインが女性でも手に取りやすく、白くてオシャレなデザインになっています(筆者撮影)

【特徴2】ハンズフリー通話や音声アシスタントの利用も引き続き可能

「TWS001」で可能だったハンズフリー通話や音声アシスタント機能は「TWS002」でももちろん利用可能です(筆者撮影)

【特徴3】充電時間が短くなった

「TWS001」は充電時間が4時間でしたが、「TWS002」は1時間半に短縮されています。

これは、「TWS001」がUSB micro-Bだったのに対し、「TWS002」が高速充電可能なUSB Type-Cに対応したことが影響していると思われます(筆者撮影)

【特徴4】イヤホンの操作がタッチセンサーに変わった

「TWS001」はボタン式でしたが、「TWS002」はタッチセンサーに変更されています。

センサーの位置に記しはありませんが、中央を触れば操作可能。とくに不都合は感じませんでした(筆者撮影)

ダイソー TWS002の実機レビュー:同梱物は?

同梱物は、本体とケース、取扱説明書です。

「TWS001」はケーブルが入っていましたが、「TWS002」では用意されていないため、自分でUSB Type-Cを用意する必要があります(筆者撮影)

ダイソー TWS002の実機レビュー:ペアリング方法

TWS002は充電ケースからイヤホンを取り出すと、自動的にペアリングモードになります(筆者撮影)

次にスマホの設定を開いて「Bluetooth」をオンにしたら「新しい機器とペア設定する」を選択(左写真)。次に、使用可能なデバイスに「TWS002」が表示されるので、これをタップします(右写真)

ポップアップが表示されたら「ペア設定する」をタップしましょう(左写真)。接続機器に「TWS002」が登録されれば、ペアリング作業は完了です(右写真)

ダイソー TWS002の実機レビュー:音質と聴いてみた方法

「TWS002」は非常に音がクリアな印象。動画を視聴する際に利用してみましたが、ズレもなく、音に違和感もありませんでした。
音楽を聴いていても低音がはっきりとしていて、クリアに音を聴くことができました。

「TWS001」と「TWS002」のスペックを比較

TWS001と、その後継機種に当たるTWS002の基本スペックを比較してみましょう。


TWS001とTWS002のスペックを比較してみました。TWS002はさまざまな部分が進化しているのに値段は据え置きで、コスパがよいと言えるでしょう(表は筆者が公式サイト等を調査して作成)

「TWS001」と「TWS002」を聴き比べた感想

まず、TWS001は全体的にこもった感じで、音の輪郭がボヤっとしています。

低音はわりとよく響いていますが、中音が浮いて聞こえます。さらに高音もこもった感じで抜けるような響きはまったくありません。

これに対し、TWS002のほうは音楽を聴いた瞬間に、明らかに旧型より音質がいいのが分かります。

とくにTWS001では低音の解像度が低くて塊で聴こえていましたが、TWS002では低音のキレがよいです。

さらに、TWS002では中音と高音もバランスがよく、少し高音寄りの調整となっています。そのため、テクノや打ち込み系の音楽と相性がよいです。

また、旧型TWS001では音量を大きくすると低音の響きが大きすぎて、バランスを壊してしまいましたが、TWS002では大音量でも音割れせずガンガンに聴くことができました。

ダイソーのワイヤレスイヤホンについてよくある質問

ダイソーのワイヤレスイヤホンに関するよくある疑問と答えをご紹介します。

ダイソーのワイヤレスイヤホンはメインのイヤホンとして使える性能?

日常で音楽を聴いたり動画視聴したりする分には充分使うことができます。一方、「音を楽しみたい」という場合は不向きなことも。音にこだわる方は別のワイヤレスイヤホンを持つこともおすすめです。

片耳だけでも使える?

「TWS001」と「TWS002」ともに片耳だけでも利用可能です。

ダイソーのワイヤレスイヤホンは全店で取り扱いがある?売っていない店舗もある?

ダイソーは、在庫検索アプリを提供しています。探したい商品の在庫が行きたいお店にあるかどうか探すことが可能。

事前に在庫があるかどうかチェックできるため、売っている店舗を探すことができます

iPhoneの場合はApp Storeから、Androidスマホの場合はGoogle Playからインストールしてください。

まとめ

話題のダイソーのワイヤレスイヤホン「TWS001」と「TWS002」を徹底比較した結果をご紹介しました。値段はどちらも1100円(税込)とであるため、機能性がアップした「TWS002」がおすすめです。人気商品ですので、アプリを利用して店頭在庫をチェックしてから買いに行くとよいでしょう。

※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです。店舗によっては在庫切れ、取扱がない場合もありますのでご了承ください。

※サムネイル画像は(Image:「ダイソー」公式サイトより引用)

オトナライフ編集部
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