コロナ禍で続いた行動制限からようやく解放されて、今年は海外・国内旅行も大盛況だ。中には趣味の登山を大いに楽しんでいる人も多いだろうが、登山は危険と隣り合わせ。遭難のリスクを減らすためにも、「登山用GPS」は、ぜひ持っておきたいもの。8月25日、登山用GPSに関する調査結果が発表されたので、これから購入する人はどうかご参考に。
絶対避けたい「万一の時のバッテリー切れ」。機能では「電子コンパス」の需要が高い結果に
本調査はrentyが運営するオススメ比較サイト・Picky’sが実施した。登山用GPSを購入・購入を考えている20代~70代の男女(有効回答数142名)を対象にアンケートを行ったものだ。
「登山用GPSを選ぶ上でのポイント」を尋ねたところ、「バッテリー容量」がトップに。2位には「価格」、3位には「便利な機能」が続いた。万一、道に迷った際、的確な位置確認ができるかどうかが、登山用GPSの最も重要な役割。肝心な時にバッテリー切れの心配がないよう、長持ちするかどうかを重視する声が多かったのも、うなずけるところだ。
なお、2位の「価格」に関して、購入・購入予定の登山用GPSの価格帯で最も多かった回答は、「3万円~5万円」。2位は「3万円以下」、3位は「5万円~8万円」となっている。いざという時に命を預かる大切なアイテムとは言え、さすがに「8万円~10万円」(4位)、「10万円~15万円」(5位)というのは、なかなか厳しい様子。
順位 | 機能 | 回答人数 |
1位 | 電子コンパス機能 | 84 |
2位 | データ連動 | 75 |
3位 | 気圧高度計 | 59 |
4位 | スマートフォンとの連携 | 58 |
5位 | ソーラー充電 | 49 |
1位の「電子コンパス機能」はたしかに、ついていてほしい機能だ(「Picky’s」調べ)
また、購入する際のポイントで3位に入った機能に関して、「ついている機能」について尋ねたところ(複数回答)、「電子コンパス機能」(84名)で1位に。以下、「データ連動」(75名)、「気圧高度計」(59名)と続いた。また、「腕時計タイプ」を購入・購入予定の人が79名で、「ハンディタイプ」と答えた63名を上回る結果となった。
高い技術力に裏打ちされた品質と機能。人気メーカーは「GARMIN」が堂々のトップ
順位 | 一番参考にしたもの | 回答人数 |
1位 | 通販(EC)サイト | 49 |
2位 | メーカーHP | 36 |
3位 | 比較サイト | 31 |
4位 | 個人ブログ | 12 |
5位 | YouTube | 11 |
6位 | 3 |
製品選びにもっとも参考にするのは「通販(EC)サイト」という結果に。4位以下には「個人ブログ」や「YouTube」なども(「Picky’s」調べ)
また、「登山用GPSを選ぶ際に、一番、参考にしたもの」については、「通販(EC)サイト」(49名)、「メーカーHP」(36名)、「比較サイト」(31名)がトップ3に。多数の製品を一度に見られて、価格の違いや評価数などの比較も容易。気に入った一台が見つかれば、即ポチれる通販サイトの利便性の高さが、結果に表れたことがうかがえる。
なお、人気の高いメーカーでは、「GARMIN」がトップとなった。GARMINは航空や海洋、自動車産業向けのGPS製品を多数製造。その高い技術力を活かしてアウトドアや、フィットネスの分野でも幅広く展開している。登山向けGPS製品でも品質・性能の高さはよく知られており、貫禄の1位といったところだろう。2位以下には「SUUNTO」、「CASIO」、「IBUKI」が続いている。
出典元:【株式会社rentry/PR TIMES】
出典元:【Picky’s】
※サムネイル画像は(Image:「Amazon」公式サイトより引用)