テレビのHDMI入力端子が足りないときはエレコムHDMI切替器(セレクター)がオススメ!

HDDレコーダーやゲーム機、Fire TV StickなどのAV機器が増えると、テレビのHDMI入力が足りなくなって困りますよね。筆者もテレビのHDMI入力が足りなくなってしまい、Amazonでエレコムの「HDMI切替器(セレクター)/DH-SW31BK/E」を購入しました。これで、実際にHDMI入力不足を一気に解決できましたので、今回はHDMI切替器の設置方法や使用方法を紹介しましょう。

ところでエレコムの「HDMI切替器」って何なの?

リビングの大型テレビには、HDDレコーダーやゲーム機、Fire TV StickといったAV機器をHDMIケーブルで接続します。しかし、通常テレビのHDMI入力は4系統くらいしかありません。

筆者はすでにHDDレコーダー4台とゲーム機を1台、さらにFire TV Stickを所有しており、ゲーム機やFire TV Stickを使うときは、毎回テレビのHDMIケーブルを差し替えていました。

そこで、この問題を解決するためにサンワダイレクトの小型HDMI切替器「400-SW034」を購入したのです。そのときの様子はこちらで確認してください。

しかし、筆者はまだまだほかにも追加したいAV機器があったので、今回は、HDMIを3つ入力できるエレコムの「HDMI切替器(DH-SW31BK/E)」を購入することにしました。価格はAmazonで2,289円とお手頃価格です。

●Amazon「エレコム HDMI切替器(DH-SW31BK/E)」は→こちら

HDMI切替器にはさまざまなタイプがありますが、今回筆者が条件にしたのは、電源不要で動作し3つの入力を簡単に切り替えられるコンパクトモデルです。

実は、Amazonには中華製の怪しい製品も格安で売られているのですが、デジタル著作権保護システム「HDCP」などに非対応だと、きちんと画面が映らない場合があるので、多少値段が高くても、やはり安心して使える日本メーカーの製品を選択しました。

もちろん、エレコム HDMI切替器には、しっかり「PS3/PS4/Nintendo Switch動作確認済み」という記載があり、HDCPに対応しています。

ちなみに、エレコム HDMI切替器は、基本的にHDMI機器から電力を供給できるので、外部電源なしで動作します。

しかし、機器によっては電力の共有不足になる場合があるそうなので、一応、USB Micro-Bで電源を供給できるようになっているのも安心ですね(USBケーブル・ACアダプタは別売)。

■エレコム「DH-SW31BK/E」のスペック

【HDMI規格】High Speed with Ethernet(HDMI 1.4a/HDCP対応)
【対応解像度】1080p(1920×1080)60Hzまで、WUXGA(1920×1200)60Hzまで
【データレート】最大7.5Gbps
【対応音声】DTS Digital/Dolby Digital
【本体サイズ】95×6×15mm
【重量】42g(実測値)
【付属品】HDMIケーブル(1m)
【価格】2,289円(Amazon実勢価格)
※USBケーブル・ACアダプタは別売

エレコムのHDMI切替器は3台までのAV機器やパソコンなどを、ひとつのHDMI入力で切り替えて使うことができます(図は筆者作成)

エレコムDH-SW31BK/Eは、昔のガラケーくらいのサイズのHDMI切替器本体と、HDMIケーブルが1本付属しています(筆者撮影)

本体にはHDMI端子が4つありますが、左側に「入力」が1~3まで並んでおり、いちばん右側がテレビと接続する「出力」用となります(筆者撮影)

エレコムのHDMI切替器本体の上には丸いボタンがあります。これを押すとHDMI入力が1から順番に切り替わりますが、これは前面の赤いランプで分かります(筆者撮影)

それでは実際にエレコムのHDMI切替器をテレビやレコーダーなどのAV機器と接続してみましょう。

HDMI切替器のHDMI端子には「出力」と「入力1~3」の文字が表示してあるので、接続を間違える心配はありません。

まず、HDMIの出力とテレビの入力をHDMIケーブルで接続したら、次にAV機器をそれぞれHDMIケーブルで入力1~3に接続しましょう。

あとで忘れても大丈夫なように、たとえば入力1は「PS5」、入力2は「FireTV」などと書いたシールラベルなどを貼っておけば安心です。

こちらが、実際にHDMIケーブルを接続した状態です。写真のいちばん上はテレビのHDMI入力に接続し、他の3本はレコーダーやゲームなどと接続すればOKです(筆者撮影)

テレビの電源をオンにしたら、まず、テレビのリモコンで外部入力を切り替えます。HDMI切替器の出力に接続したHDMIケーブルを入力した場所に合わせましょう。

あとは、本体上にある丸いボタンで入力を切り替えればOKです。ちなみに、接続したAV機器の電源をオンにすると、HDMI切替器が自動的に感知して、その機器の画面に切り替わりますよ。

テレビのリモコンで外部入力を切り替えましょう。今回、HDMI切替器の出力は「HDMI1」に入力したので、そこに合わせました(筆者撮影)

こちらが実際に筆者の自宅に設置した状態です。HDMI切替器は本当にコンパクトなので、邪魔にならないのもうれしいポイントです(筆者撮影)

入力切替は本体上の丸いボタンを押せば1から順に切り替わりますし、HDMI接続のAV機器の電源を入れると自動的に感知して入力が切り替わります(筆者撮影)

こちらはHDMI切替器の電源が不足した場合にUSB Micro-Bケーブルで接続した状態です。ただし、今回は外部電源を使う必要はありませんでした(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? エレコムの「HDMI切替器」はAmazonで2,289円程度ですが、テレビのHDMI入力不足を一発で解決してくれる優れものでした。

本体は非常にコンパクトなので置き場所に困りませんし設置も簡単です。また、機器の電源をオンにするだけで入力が切り替わるのが、とっても便利でした。

皆さんもテレビのHDMI入力が不足したときは、ぜひ購入を検討してみてください。

※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2023年8月)。また、価格はすべて税込みです。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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