Nothing Technologyは現地時間9月26日、8月に立ち上げたサブブランド「CMF by Nothing」から、スマートウォッチ「Watch Pro」、ワイヤレスイヤホン「Buds Pro」、充電器「Power 65W GaN」を発表した。
13日間連続使用OK! 見た目◎のスマートウォッチ「Watch Pro」
CMF by Nothingは、同社のエントリーブランドという位置づけ。デザインや機能性にこだわりつつも、より手頃な価格で製品を提供していくとしている。「Watch Pro」は、1.96インチ(410×502 / 332ppi)の有機ELディスプレイを搭載したスマートウォッチ。常時表示対応で輝度は最大600ニト、58FPSの高リフレッシュレートにも対応している。
さらに、AIノイズリダクション機能搭載のBluetooth通話や、内蔵マルチシステムGPS、リアルタイムの心拍/血中酸素飽和度の計測、睡眠やストレスのモニタリングにも対応。ランニングやヨガなど110種類のスポーツに対応したスポーツモードも搭載されている。しかも、内蔵バッテリー容量は340mAhで、通常なら最大13日間、省電力モードなら45日間、ヘビーユースでも11日間は持つという。
高性能ノイキャンイヤホンが49ドル! 65Wマルチ充電器も登場
「Buds Pro」は、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング(ANC)に対応した完全ワイヤレスイヤホン。イヤピースの内と外にあるマイクを使い、最大45dBのノイズをキャンセルできるという。最大5000Hzまで検出可能で、多種多様なノイズを効果的に除去するとしている。また、イヤホンをした状態で外部の音を取り込む、トランスペアレンシーモードも搭載しているのも特徴だ。
駆動時間も長く、イヤホンのみで11時間の連続再生が可能(ANC利用時は6.5時間)。ケース併用なら、39時間の再生が可能だ。また、10分の充電で3時間再生できる急速充電にも対応している。カラーはダークグレー、ライトグレー、オレンジの3色で、価格は49ドルとなっている。
「Power 65W GaN」は、合計65Wで3台のデバイスを充電できる充電器。USB Type-Cポートを2基、USB Type-Aポートを1基搭載している。たとえば、Type-Cを2基利用した際は、45W+20Wの合計65W、Type-CとType-Aをひとつずつ利用した場合は45W+18Wといった具合に、適宜配分が変わる仕組みになっているようだ。また、D3.0、QC4.0 + / 3.0 / 2.0、SCP、FCP、PPS、AFCなど、さまざまな高速充電技術をサポートしている。
いずれの製品もお手頃な価格帯ながら、美しい見た目と優れた機能が融合した、まさにブランドコンセプトにふさわしい製品群と言える。おそらく今回の発表に、胸躍らせている人も少なくないに違いない。日本国内での展開についてはまだ不明だが、同社では今後、販売エリアを拡大するとしており、大いに期待できそうだ。
※サムネイル画像は(Image:「CMF」公式サイトより引用)