リビングの大画面テレビでAmazon Prime VideoやYouTube、Netflix、Huluなどのネット動画が楽しめるAmazon「Fire TV」シリーズ。その最新モデル「Fire TV Cube」が、2019年9月5日からAmazonで予約販売が開始されている。本体にマイクやスピーカーも内蔵しており、Alexa対応の「Echo」としても十分使えそうだが、果たしてその実力は?
テレビやAVアンプもハンズフリーで操作できる
(Image:amazon.co.jp)
スマホやタブレット、パソコンなどで、Amazon Prime Video、YouTube、Netflix、Huluといったネット動画を楽しんでいる人は多いだろう。だが、最近ではネットでも4Kの高画質動画が多くなっており、やはりリビングの大画面テレビでゆったり視聴したいという需要も増えている。そんなときはAmazon「Fire TV」シリーズを導入すればいいが、今回紹介するのは最新モデルのAmazon「Fire TV Cube」である。
Amazon「Fire TV Cube」は、86.1×86.1×76.9mmというコンパクトなキューブ型ボディにヘキサコアCPUを搭載。過去最強のスペックで高速起動できるほか、ストレージも16GBに拡大されている。もちろん、Amazon Alexaを利用した音声検索が可能で、赤外線やHDMI-CEO機能、Wi-Fiなどを使い、テレビやAVアンプなどもすべてハンズフリーで操作できるのである。しかも、動画再生中の音声や周囲の雑音のなかでもユーザーの音声を判別し、Alexaがしっかり応答するのだ。
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Amazon「Fire TV Cube」には、Alexa対応音声認識リモコンや赤外線ケーブル、Amazonイーサネットアダプター、ACアダプターなど、ハンズフリー対応パーツも同梱される
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Amazon「Fire TV Cube」の上部には音声を判別する8つのマイクアレイや4つのボタンも備える。また、スピーカーを内蔵するので、まさに「Echo」のようにすべて音声で操作することができる
マイクやスピーカー内蔵で「Echo」としても使える!
Amazon「Fire TV Cube」は最大60fpsの4K画質に対応するが、「Dolby Vision」や「HDR」「HDR 10+」「HLG」といった画質を鮮明にするHDR(High Dynamic Range)技術にも対応している。また、音声も従来よりリアルな立体音響「Dolby Atmos」を採用。4K対応テレビやAVアンプ、サラウンドスピーカーなどの環境が整っているなら、映画館のような迫力ある動画&音声が楽しめるだろう。
また、Amazon「Fire TV Cube」には音声を判別する8つのマイクアレイや内蔵スピーカーを装備。さらに「Echo」同様に4つのボタンも備えている。そのため、Amazon「Fire TV Cube」をテレビに接続していなくても、音声でAlexaに天気やニュースを尋ねたり音楽を再生してもらうことも可能。つまり、Alexa対応「Echo」としても十分使えるというわけだ。
Amazon「Fire TV Cube」は、Amazonで1万4,980円(150pt還元)で予約受付中。2019年11月5日から出荷される予定である。