ダイソーで110円のiPhone 15用スマホケースは問題なく使えるの? 実際に買ってみた!

最新のiPhone 15シリーズを買ったら、ほとんどの人がまずスマホを守るケースを購入するでしょう。でも、スマホケースって安いものでも普通は2,000円~3,000円くらいしますよね。ところが、ダイソーならiPhone 15シリーズのケースもたった110円で買えるのをご存じでしょうか? そこで今回は、実際に筆者がドン・キホーテで2,189円の商品と比較し、両者にどのような違いがあるのか検証してみます。

ダイソーならiPhone 15 Proのソフトスマホケースがたった110円で買える!

2023年9月に発売されたiPhone 15シリーズですが、ダイソーではすでにiPhone 15シリーズのソフトクリアケースがたった110円で販売されています。 

ダイソーでは毎年、新型iPhone用のケースが販売されていますが、今年はiPhone 15(2カメラ)、iPhone 15 Pro(3カメラ)、iPhone 15 Pro Max(3カメラ)、iPhone 2023秋モデル(2カメラ・ラージ=iPhone 15 Plus用)の4種類が発売されているのです。

ダイソーのスマホコーナーに行くと、iPhone 15シリーズ用のソフトクリアケースがたった110円で大量に売られています(筆者撮影)

こちらが今回実際に筆者がダイソーで購入したiPhone 15 Pro(3カメラ)用のソフトクリアケースです。価格はたった110円ですが、本当に問題ないのでしょうか?(筆者撮影)

もちろん、10万円以上する高価なiPhoneだけに、ケースもしっかりしたものを購入したいところですが、通常は安くても2,000円~3,000円くらいしますので、ダイソーで110円のケースがしっかりしたものであるなら「それでもいいか!」と考える人もいるでしょう。

そこで今回は、ドン・キホーテで2,189円で売られている最高硬度10Hガラスを使用したクリアケースと比較してみたいと思います。価格差は20倍近くありますが、果たしてそれだけの違いがあるのでしょうか?

こちらはドン・キホーテで見つけた2,189円のiPhone 15 Pro用のクリアケースです。最高硬度10Hガラスを使用しており、なかなか品質は高そうです(筆者撮影)

ダイソーのスマホケースは価格差20倍のドンキのケースと何がどう違うのか?

それでは実際にダイソーで110円のiPhone 15 Pro用ケースと、ドン・キホーテで2,189円のケースを比較してみましょう。

まず、ダイソーのソフトクリアケースは全体が熱可塑性ポリウレタンでできています。角には3本線が入っていて多少強度をアップしているように感じられます。

iPhone 15 Proのスイッチ類はすべてカバーで覆われており、3カメラ部分だけが大きくくり抜かれているのが特徴です。

こちらがダイソーで110円のソフトクリアケースです。レンズ以外のスイッチ類はすべて熱可塑性ポリウレタン製で覆われています(筆者撮影)

これに対し、ダイソーのクリアケースはフレーム部分はソフトですが、ケースの背面は最高硬度ガラス10Hでできており、多少高級感があります。

また、3カメラ部分はダイソーと同じくくり抜かれているため、パッと見では両製品の違いはあまりよく分からないでしょう。

この2機種で大きく違うのはアクションボタン(旧機種ではサイレントボタン)部分です。ドンキはスイッチ部分にカバーがなく露出しているのに対し、ダイソーはカバーされています。

露出しているほうがタッチは確実ですが、カバーされているからと言って押しにくいというわけではないので、これはあまり大きな問題にはならないでしょう。

写真左がドンキのケース、写真右がダイソーのケースになります。写真では区別ができませんが、ドンキのケースは背面が最高硬度ガラス10Hでできており、多少高級感があります(筆者撮影)

3カメラ部分は両ケースとも盛り上がっており、出っ張っているレンズをガードするデザインになっています(筆者撮影)

この2機種でハッキリ違うのが、iPhone 15 Proのアクションボタン(旧機種ではサイレントボタン)部分。ドンキはスイッチ部分にカバーはなく露出しているのに対し、ダイソーはスイッチがカバーされています(筆者撮影)

ケース右側のサイドボタンは、どちらの機種もカバーで覆われています(筆者撮影)

ドンキのほうは本体下の両角にストラップホールが用意されていますが、ダイソーは右側面にひとつしかありません(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 今回はiPhone 15 Pro用のクリアケースをダイソーで110円のものと、ドン・キホーテで2,189円のもので比べてみました。

その結果、筆者にはダイソーのケースで何も問題がないと感じられました。見た目の違いはアクションボタン部分が露出しているかどうかくらいで、装着して手に持った感じも似たようなものです。

ちなみに、ドンキのほうは実にシンプルなデザインですが、ダイソーは縦に3本線が入っています。これをダサいと感じるか、デザインのアクセントになっていると感じるかは人それぞれでしょう。

たった110円のダイソーのソフトクリアケースですが、手に持った感じではドンキのものとのあまり差は感じられませんでした(筆者撮影)

とはいえ、ダイソーはケース全体がポリウレタン製なので、数カ月すると背面が黄ばんでみすぼらしくなると思います。

これに対して、ドンキのケースは背面が強化ガラス製ですので、おそらく長く使っても黄ばむことはないでしょう。長く使うならドンキのケースのほうがいいかもしれませんね。

とはいえ、価格差は20倍もありますので、ダイソーのケースが黄ばんできたらその都度買い替えればいいでしょう。もし、3カ月ごとに買い替えても年間440円で済みますよ。

※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2023年12月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。

オトナライフ編集部
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