一軒家やアパート暮らしの人を悩ませるのが、宅配便の受け取りだ。もし、留守中に荷物が届くと再配達してもらうことになるが、再配達のためにせっかくの休日を自宅で過ごすことに……。そんな悩みを解決してくれるのが、このスマートIoT宅配ボックス「PacPort」なのである。
アプリと連携するスマートIoT宅配ボックス
(Image:makuake.com)
最近のマンションなら、留守中に荷物を預けてもらえる「宅配ボックス」が設置されているだろう。しかし、宅配ボックスのない一軒家やアパートでは荷物を持ち帰られてしまうので、結局、再配達のため貴重な休日を潰すことに……。そんな悩みのある人におすすめしたいのが、スマートIoT宅配ボックス「PacPort」である。
「PcaPort」は金属製の防水対応宅配ボックス。本体サイズは400×500×600mm(内部の収納可能サイズは390×480×580mm)である。さすがに普通のアパートに設置するのはかなり難しいだろうが、一軒家なら設置可能だろう。
この「PacPort」が新しいのは、Wi-Fi接続でスマホと連動する電子キーを採用している点。まず、宅配業者は追跡番号で生成するQRコードやバーコードを、本体カメラに読み取らせることで鍵を開けられるので誤配達が防げる。もちろん、受け取り側もスマホのQRコードで解錠できるのだ。これなら、セキュリティ面も安心だろう。
(Image:makuake.com)
「PacPort」は従来のような“単なる荷物入れの箱”ではなく、ネット接続によってセキュリティを強化。スマホアプリで荷物の管理ができるほか、誤配達や盗難を防止することが可能なのが新しい
LANケーブル、AC電源不要で屋外の設置も簡単!
「PacPort」は、Wi-Fiでスマホアプリと連動できるほか、本体の電子キー部分は単三電池6本で最大1年間動作する。つまり、屋外に設置しても、AC電源もLANケーブルも不要なのだ。もし、「PacPort」を置く場所さえ確保できれば、自分専用宅配ボックスを簡単に設置できるのである。
この「PacPort」は、現在クラウドファンディング「Makuake」で先行予約をスタートさせている。1台なら3万9,800円で、2台は7万5,000円(1台3万7,500円)で購入できるので、興味のある人は支援してもいいだろう。なお、応募期間は2019年11月29日までで、発送は12月1日以降となっている。
(Image:makuake.com)
専用アプリには荷物の追跡機能など、さまざまな便利機能が搭載される予定