USBで動作する機器には電源ボタンがないものがあります。その場合は、USBケーブルを直接抜き挿しするしかありませんよね。でも、ダイソーで110円の「スイッチ付きType-Aケーブル」なら、USB機器に電源スイッチを簡単に追加できるんです。これなら、ボタンを押すだけでスマートに電源をオン&オフできますね!
USB機器に電源スイッチを追加しよう!
小型扇風機やLEDライトなど、最近はパソコン周りにUSB電源で動作する機器が増えてきました。
しかし、これらのUSB機器には本体に電源ボタンがないことも多く、その場合は電源をオン・オフするたびにUSBを抜き差しするしかありません。これは意外と面倒くさいですよね。
そのようなときはダイソーで110円の「スイッチ付きType-Aケーブル」を使ってみましょう。これなら、USB機器に電源スイッチを簡単に追加できるので、もうUSBを抜き挿しする必要はありません。
使い方はシンプル! でも使えるのは5V/1A=5Wまで
ダイソーの「スイッチ付Type-Aケーブル」は、USB Type-Aケーブルのオスとメスの間に電源スイッチが付いたシンプルな機器です。
USBで動作する機器とACアダプタの間に接続すれば、本体に電源ボタンのない機器に、簡単に電源スイッチを追加できるというわけです。
スイッチ付Type-Aケーブルを接続してスイッチを押すとオンになり、再度押すとオフになります。オンの場合は青いLEDが光るので、オン・オフは見た目ですぐ判断できます。
このように非常に便利なスイッチ付Type-Aケーブルですが、注意したいのは電圧と電流です。パッケージにも目立つように書いてありますが、電圧は5V、電流は1Aまで、つまり5Wまでの機器でないと使えません。
試しに、iPhone 13にスイッチ付きType-Aケーブルを接続して給電してみたところ、まったく充電できませんでした。
また、パッケージにも記載されているとおり、スイッチ付きType-Aケーブルに「データ転送機能」はありません。給電以外の目的では使えないので、こちらも注意してください。
実際に電源ボタンのないUSB給電LED照明で使ってみる!
それでは、実際にスイッチ付きType-Aケーブルを使ってみましょう。
ダイソーでは、USBで給電されるLED照明がいくつか販売されていますが、今回実験に使うのは330円のテープ式のLEDライト「テープライト」です。
このテープライトはUSB Type-Aで電源を供給できますが、本体に電源ボタンはありません。そのため、USBで給電するとすぐに点灯しますが、オフにするには毎回USBをACアダプタから抜く必要があります。
そこで、スイッチ付きType-AケーブルをテープライトとACアダプタとの間に挟んでみましょう。これで電源をスイッチでオン・オフできるおしゃれなネオン照明になるんです。
実際にスイッチ付きType-Aケーブルを使ってテープライトの電源をオン・オフしてみましたが、もう、最初からセットで売って欲しいくらいに快適でした。
このほかにも、USB給電の扇風機や加湿器など、パソコン周りの5W(5V/1A)以下のUSBグッズも簡単に電源をオン・オフできるようになりますよ。
まとめ
いかがでしょうか? 最近はパソコン周りにUSBで動作する機器が増えてきたので、ダイソーの「スイッチ付きType-Aケーブル」の出番も増えそうです。
とくに、今回のように電源ボタンのないLED照明とは相性バツグンなので、“家庭内でイルミネーションを作って見たい”という人にはオススメ。
ただし、給電できる電源は5V/1A=5Wまでですので、購入する前に必ず使用するUSB機器の電力をチェックしておきましょう。
※価格はすべて税込です。
※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2024年3月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。