【Amazon】サクラチェッカーでサクラ度99%のスマートトラッカーを買ってみた!

Appleの「AirTag(エアタグ)」は、忘れ物を防止したり忘れ物の現在地を確認できる、いわゆる“スマートトラッカー”です。しかし、AirTagは1個4,980円もするので、Amazonで似たような商品を探している人も多いでしょう。そこで今回は、サラクチェッカーでサクラ度99%の怪しいスマートトラッカーを購入してみました。果たして、iPhoneでしっかりと使えるのでしょうか?

AmazonならAirTagのようなスマートトラッカーが半額以下で買えるが……

こちらが、Appleのスマートトラッカー「AirTag」です。1個4,980円もしますので、簡単に買える価格ではありません(筆者撮影)

Appleのスマートトラッカー「AirTag(エアタグ)」は、iPhoneの「探す」アプリと連携することで、財布や鍵などの大切なものを紛失するのを防止したり、失くした場所を探せる便利なデバイスです。

しかし、価格は1個4,980円もするので、手軽に買えないという人も多いことでしょう。

実は、Amazonで探すとiPhoneの「探す」アプリと連携でき、ほぼ同じ機能を持った製品もたくさん売られています。しかも、価格はAirTagの半額以下だったりするのです。

なかには、1,709円という低価格のスマートトラッカー「紛失防止タグGPS」も販売されており、とっても怪しげな感じがプンプンしますが、iPhoneの探すアプリで利用できると記載されています。

●Amazon「紛失防止タグGPS」は→こちら

こちらが、Amazonで1,709円という低価格で販売されている「紛失防止タグGPS」。iPhoneの探すアプリにも対応すると書かれていますが、本当でしょうか?(画像はAmazon公式サイトより引用)

筆者は念のため、この紛失防止タグGPSをやらせの口コミを判別してくれるサービス「サクラチェッカー」でチェックしてみたところ、サクラ度は99%と判定されました。

さすがにこの判定だと買うのにかなり勇気がいりますが、本当に使えない製品なのか確認するために、あえてポチってみました。果たしてどのような製品なのでしょうか?

●サクラチェッカー公式サイトは→こちら

サクラチェッカーで確認したところ、サクラ度はなんと99%! さすがにこれでは買うのに勇気がいりますよね……(画像はサクラチェッカー公式サイトより引用)

紛失防止タグGPSは意外としっかりした製品だった!

Amazonで「紛失防止タグGPS」を注文してみたところ、出荷元がAmazonということもあり普通に2日後に到着しました。

Amazonの見慣れた箱から商品を取り出してみると、凹みなどはなく非常にきれいな状態。パッケージにはiPhoneユーザーおなじみの「探す」アプリのアイコンが描かれているため、用途が分かりやすいのも好印象です。

発送はAmazonだったので、2日後には見慣れた箱で届きました。ただし、箱に対して商品が小さく固定されていなかったので、カタカタ動いていました(筆者撮影)

こちらが紛失防止タグGPSです。パッケージはAirTagにそっくりで、意外としっかりとしたものでした(筆者撮影)

さっそく、紛失防止タグGPSの箱を開けてみると、本体以外に日本語の取扱説明書、ストラップ、キーホルダー用のリングのほかに、交換用のボタン電池まで付属していました。

もしかすると、これは意外といいものかもしれません。期待が膨らみます!

ちなみに、紛失防止タグGPSはiOSまたはMacOSのみ対応で、Androidでは使用できません。また、本体サイズは10.5 x 8.6 x 1.7 cm、重さも20gと小型軽量です。

スタンバイ状態なら8~12カ月間は利用できるとのことですが、ストラップやキーホルダーにも装着できますので、なかなか使いやすそうですね。

箱のなかには、本体以外に日本語取扱説明書、ストラップ、リング、交換用のボタン電池が入っています。本体内部にも電池が入っていたので、予備を含めて電池は2個ついていました(筆者撮影)

紛失防止タグGPSの本体を開けてみると、基盤とケースが分かれる構造になっており、電池交換も簡単にできました(筆者撮影)

紛失防止タグGPSとAirTagを比較してみます。AirTagのほうが小型でデザインも優れていますが、紛失防止タグGPSもマットな質感で悪くありません。また、キーホルダーと繋げるホールがあるのも実用的ですね(筆者撮影)

まずは紛失防止タグGPSをiPhoneと連携してみよう!

紛失防止タグGPSはiPhoneやMacOS専用なので、さっそくiPhoneと連携してみましょう。今回はiPhone 13を使用して解説します。

まず、iPhone 13の「探す」アプリを起動して、画面下にある「持ち物を探す」タブを表示します。次に、「+」をタップするとメニューが表示されるので、「その他の持ち物を追加」を押しましょう。

続いて、紛失防止タグGPS本体にあるファンクションボタンを1回押して起動させ、iPhoneに近づければ自動的に認識されポップアップが表示されます。

iPhone画面で「接続」をタップして、認識された紛失防止タグGPSの名前と絵文字を設定したら、紛失防止タグGPSとiPhoneの連携作業は完了です。

iPhone 13と紛失防止タグGPSを連携させる手順

まず、iPhoneの「探す」アプリをタップ(左写真)。次に、画面下の「持ち物を探す」タブを選択して「+」を押したら、「その他の持ち物を追加」を選択しましょう(右写真)

紛失防止タグGPS本体にあるファンクションボタンを1回押して起動します(筆者撮影)

iPhoneに紛失防止タグGPSを近づけると、ポップアップ画面が表示されるので、「接続」をタップしましょう(筆者撮影)

続いて、タグの名前を入力して「続ける」をタップ(左写真)。絵文字を設定して「続ける」を押します(右写真)

Apple IDに関連付けられるので、「同意」をタップ(左写真)。最後に「終了」を押せば設定は完了です(右写真)

実際に紛失防止タグGPSをiPhoneの「探す」アプリで使ってみる!

紛失防止タグGPSの使い方は、基本的にAirTagとほとんど同じです。

まず、iPhoneで「探す」アプリを起動して「持ち物を探す」タブに移動すれば、紛失防止タグGPSの現在地をすぐに確認できます。

また、連携しているiPhoneから紛失防止タグGPSが離れた6時間後、3日ごとに一回は音を鳴らす機能もあります。

ほかの機能もAirTagとほとんど同じで、iPhoneで操作して紛失防止タグGPSから音を出したり、紛失時に拾ってくれた人と連絡を取れる「紛失モード」も使えました。

サクラチェッカーではサクラ度99%と判定された紛失防止タグGPSでしたが、実際に購入して使ってみるとAirTagとほとんど同じように使うことができたのです。

もちろん、長期間使ったわけではないので、耐久性やバッテリーの持ちなどは不明ですが、価格も安いので、見た目を気にしなければかなりお買い得ではないでしょうか?

iPhoneの探すアプリで紛失防止タグGPSの現在地を調べる手順

iPhoneの「探す」アプリを起動して、画面下の「持ち物を探す」タブに移動。あとは、先ほど名前をつけたタグ(ここでは“かぎ”)をタップすれば(写真左)、現在の場所がマップ上ですぐに確認できます(写真右)

まとめ

いかがでしょうか? 今回はサクラチェッカーでサクラ度99%判定の怪しげなスマートトラッカー「紛失防止タグGPS」を、実際に購入して使ってみました。

サクラ度99%なので当初は不安もありましたが、実際に使ってみると質感も悪くなく、機能はAirTagとほとんど同じものだったので、見た目さえ気にしなければ、非常にお買い得です。

ただし、Amazonのコメント欄には初期不良で交換したという内容もあったので購入は必ず自己責任でお願いします。

※本文中の価格はすべて税込みです
※商品は筆者が購入した時点のものです(2024年3月4日)。在庫切れになっている場合もありますのでご了承ください。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

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