3COINSでは、新たに小型ワイヤレスイヤホン「ミニクリアワイヤレスイヤホン」が1,650円で発売されています。コンパクトでパステルカラーのカラフルな可愛いらしいモデルですが、肝心な音質が気になることろ。そこで今回は、筆者が購入して実際の使い勝手や音質をチェックしてみました。
【目次】
1.3COINSから超小型でカラフルな「ミニクリアワイヤレスイヤホン」が発売に!
2.3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンの基本スペックを確認しておこう
3.スマホとBluetoothで接続する方法を確認しよう!
4.ミニクリアワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみる!
5.見た目がそっくりなAmazonのワイヤレスイヤホンMODEL M21と比較してみる!
6.まとめ
3COINSから超小型でカラフルな「ミニクリアワイヤレスイヤホン」が発売に!
3COINSから新たに発売されたミニクリアワイヤレスイヤホンのカラバリは、「カーキ」「ブルー」「イエロー」「ピンク」の4色。いずれもパステル調で女子ウケしそうなデザインです。
写真ではなかなか実感しにくいと思いますが、ケースの大きさは約2.7×3.6×3.6cmしかなくコンパクト。もちろん、イヤホン本体も2×1.4×2.3cmと小型になっています。
このように、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンは、カラフルでコンパクトなワイヤレスイヤホンですが、気になるのはやはり操作性や音質でしょう。
このあとじっくりと実機を解説していきます。
3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンの基本スペックを確認しておこう
3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホン最大の特徴は、そのサイズです。
通常のワイヤレスイヤホンより充電ケースが2回りは小さく、手のひらにすっぽりと収まるコンパクトサイズ。
しかも、ケースにストラップも付属するため、携帯性はバツグンでしょう。
また、充電ケースのフタはクリア素材なので、なかのイヤホンが見えるのもなかなかオシャレ。
もちろん、マグネットでしっかり留められているので、簡単にフタが開いてイヤホンが落ちてしまうような心配はありません。
3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンはイヤホン本体のサイズが小さいので、バッテリーの持ちが気になりますよね。
しかし、パッケージに記載されたスペック表によると、イヤホンのみの連続再生時間は4時間なので、通勤・通学で使うには十分でしょう。
また、充電ケースは1.5回充電できるため、トータルでは10時間も使用できるのです。
ちなみに、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンは、省電力の「Bluetooth Ver5.3」を採用しています。
そのため、150mAhというバッテリー容量でも、ここまで長時間使えるのでしょう。長期旅行では少し心もとないですが、普段使いなら十分ですね。
また、音質に関わるコーデックは高音質な「AAC」にも対応しているので、音質にも期待できそうです。
イヤホン本体にはタッチセンサーが搭載されており、軽く触るだけで再生・一時停止、曲送りなどの操作も可能。
さらに、これほどコンパクトなのにマイクも搭載されているため、スマホと接続して電話したり、パソコンでのオンライン会議にも対応できるのはありがたいですね。
■3COINS「ミニクリアワイヤレスイヤホン」のスペック
<イヤホン本体>
【通信方式】Bluetooth Ver5.3
【最大通信距離】約10m
【対応プロファイル】A2DP/AVRCP/HFP/HSP
【対応コーデック】SBC/AAC
【バッテリー】リチウムイオンバッテリー
【バッテリー容量】25mAh
【連続再生時間】約4時間
【充電時間】約1時間~1時間30分
【防水規格】IPX4(ワイヤレスイヤホン部のみ)
【マイク】搭載
【サイズ(片耳)】約20×14×23mm
【重量】約3g(片耳)
【材質】ABS樹脂/シリコーン樹脂
【イヤーピース】S/Mサイズ
【価格】1,650円
<充電ケース>
【バッテリー】リチウムイオンバッテリー
【バッテリー容量】150mAh
【充電時間】約1時間~1時間30分
【イヤホン充電回数】約1.5回
【サイズ】約27×36×36mm
【重量】約16g
【材質】ABS樹脂
【接続】USB Type-C
<充電用USBケーブル>
【ケーブル長】約30cm
【コネクタ形状】USB-A/USB Type-C
【材質】PVC
スマホとBluetoothで接続する方法を確認しよう!
3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンは、スマホとBluetoothで接続しますので、まずはBluetoothでの接続方法を確認しておきましょう。今回はiPhone 13を使って紹介します。
最初にミニクリアワイヤレスイヤホンを充電ケースから取り出すと、自動的に「ペアリングモード」が起動します。
スマホの設定からBluetoothを開いてオンにしたら、「新たな接続先」で「ss music」を検索しましょう。
「ss music」が3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンの名称ですので、これをタップすればすぐにBluetoothでペアリングされます。
3COINS「ミニクリアワイヤレスイヤホン」をBluetoothでペアリングする手順
ミニクリアワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみる!
Bluetoothでのペアリングができたところで、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみましょう。
実際にイヤホンを耳に装着すると分かりますが、小さいので通常のワイヤレスイヤホンのように、落ちそうな感じはまったくしません。
重さはひとつ3gあり特別に軽いわけではありませんが、耳の穴から外に出ている部分が少ないので、長時間着用していても耳への負担は少ないでしょう。
それでは、さっそくiPhoneで再生した音楽を聴いてみます。低音が大きめに聴こえますがボヤっとした聴こえ方ではなく、少し膨らんでいるイメージです。
しかし、低音の解像度はそこまで高くなく、ベース音などの聴き分けは少し厳しい感じがしました。
中音は可もなく不可もなく普通です。主張する感じもなく、聴こえないわけでもありません。ただ、低音より解像度は高いので、ボーカル曲には向いているでしょう。
高音は、少し後ろで鳴っているような感じで聴こえますが、インパクトは弱め。中音のなかから高音を探すような聴こえ方です。
全体的に低音中心の音作りで、低音が響くドラムンや男性ボーカルなどには悪くないバランス。
少し、スマホのイコライザで調整すれば、ある程度は低音を抑えられるので、自分でバランス調整すれば音楽も楽しめると思います。
というわけで、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンはAAC対応なので少し音質に期待しましたが、やはり1,650円と低価格な製品なので音質はそこそこです。音質重視の人にはあまりオススメできません。
見た目がそっくりなAmazonのワイヤレスイヤホンMODEL M21と比較してみる!
筆者は以前、Amazonで185円という怪しげな中華製ワイヤレスイヤホン「idosla MODEL M21」を購入したことがあります。
本体価格は185円でも送料が1,899円もかかってしまったので、実際には2,000円以上だったわけですが、実はidosla MODEL M21と、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンの見た目がソックリなのです。
ただし、実際に並べてみるとidosla MODEL M21のほうの充電ケースは44.2×44.2×31.3mmもあり、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンよりも2回りほど大きく、まるで別物であることが分かるでしょう。
ちなみに、idosla MODEL M21で音楽を聴いてみると、やはり低音はボヤっとしていますが、中音から高音はシャープでガンガン響きます。
決してバランスがいいわけではないのですが、インパクトが激しめで、中音から高音に相性のいい打ち込みやテクノなどには、ワイヤレスイヤホンMODEL M21はピッタリでしょう。
ただし、ボーカル曲を聴くために全体のバランスをイコライザで調整しても、なかなか筆者の好みにはなりませんでした。
このような観点で言えば、3COINSのミニクリアワイヤレスイヤホンのほうが、音の全体バランスがそこそこいいモデルと言えます。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は3COINSの新型ワイヤレスイヤホン「ミニクリアワイヤレスイヤホン」を紹介しました。
通常のワイヤレスイヤホンよりコンパクトで、パステル調の可愛いカラーということもあって、女性に人気が出そうなモデルです。
とにかく、音質よりも安くてコンパクトな可愛いワイヤレスイヤホンが欲しいという人にピッタリでしょう。
もちろん、音質も1,650円という価格を考えると、まったく音楽に向かないというわけではありません。
もし、気になった人は、ぜひ3COINSの店頭で展示されている実物を見てください。想像以上に小さくてビックリすると思いますよ。
※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2024年4月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。
※記事中の価格はすべて税込表記となっています。