スマホケースにステッカーを挟んでデコレーションするのが流行しています。たとえば推しのロックバンドのライブグッズや、友だちと撮ったプリクラ、チェキなどを挟むのが代表例ではないでしょうか。
またネットオークションでもここ4年で平均落札価格が3割ほど、ステッカーが値上がりしています。
一方、スマホは単体でもデザイン的に完成されているため、余計な装飾は「ダサい」という側面もあるのでは。今回はスマホケースにステッカーを挟むのは「ダサいのか」について解説します。
スマホケースにステッカーを挟むのってダサい?
スマホケースにステッカーを挟むこと「自体」は、決してダサい行為ではないでしょう。一方でステッカーのチョイスや挟み方によっては、それを見た他人に違和感を与える可能性は十分にあります。
挟むステッカーやプリクラ、チェキなどへのこだわりや愛情がないならば、積極的に挟む理由もないかもしれませんね。またビジネスシーンで使うスマホにはステッカー自体を挟まない方が無難です。
ステッカーのチョイスによっては「主張が強すぎる」
まずスマホケースに挟むステッカーのチョイスによっては、主張が強すぎる場合があります。たとえばこちらは筆者私物のスマホのケースに、とあるロックバンドのライブグッズのステッカーを挟んだものです。
筆者自身はこのロックバンドのファンクラブにも加入しており、よくライブにも行きますし、ステッカーのデザインにも満足しています。
一方でかなり個性的なデザインであることも理解しており、独特のセンスを受け入れられない他の人が見たら「ダサい」「気味が悪い」という印象を与えかねない可能性があるとも感じています。
そのためビジネス利用をしている他のスマートフォンには、ステッカーを挟まないようにしています。ビジネスで接するほかの人におかしな印象を与えないためです。つまりそのスマホに「ステッカーを挟むか否か」はダサいか否か、以前にTPOをわきまえることも大切でしょう。
ケースが浮くとステッカーがぐしゃぐしゃになりやすい
ケースと端末の相性が悪く、きちんとフィットしていないと中でステッカーがぐしゃぐしゃになってしまうことがあります。
せっかくステッカーを選び、最初はきれいに並べていたとしても、中がぐしゃぐしゃになるとガサツさの方が悪目立ちしてしまいます。
先にも述べた通り、ステッカーはチョイスによっては他の人に「ダサい」「気味が悪い」などの印象を与えかねないものです。加えて「ガサツ」な印象も与えてしまうのでは、プライベートであろうとコミュニケーションに悪影響かもしれません。そのため、スマホにステッカーを挟むならばきれいに管理することも必要です。
着脱を繰り返すうちにケースが緩んで見栄えが悪くなることも
ステッカーを挟むスマホケースが「シリコン製」の場合も注意が必要です。
シリコン製のスマホケースは長く使ったり、着脱を繰り返すうちに緩んで本来の形状を保てなくなる場合があります。またシリコンケースは黄ばんだり黒ずんだりして、見栄えが悪くなることもあります。
緩んだシリコン製のスマホケースにステッカーを挟んでいるとぐちゃぐちゃになりやすく、ケースの汚れも相まって「ダサい」印象を与えることがあります。
スマホリングもつける場合はステッカーとの配置を調整しよう
スマホリングを使用する場合、ステッカーとの配置を調整することも必要です。
スマホステッカーを挟む大きな動機には「推し活」や「好きなものをずっと見ていたいという気持ち」が大きいでしょう。
しかしスマホリングをつけてしまうと、そのステッカーのデザインが台無しになりかねません。特に人の顔にスマホリングが被さった場合は、他人から見たらその被写体に愛情があるのかないのかよく分からない感じもしますよね。
そのため、リングの位置とステッカーの配置を調整したり、スマホリングをつけてからステッカーの位置を決めるのがいいでしょう。
きれいにスマホにステッカーを挟む方法
最後に、ステッカーをズラさずにきれいに挟む方法をご紹介します。
インナーシートを使う
スマホとケースの間に挟めるインナーシートを使い、その下にステッカーを入れると、ステッカーをずらさず、さらに劣化も遅くできます。もし自分の機種に合ったインナーシートがない場合、大きいスリーブなどを切って使うのもおすすめです。
マスキングテープを使う
粘着力の弱いマスキングテープを使えば、本体にもステッカーにもダメージを与えずに固定できます。また、デザイン性の高いマスキングテープを使い、マステ自体もデコレーションの一部にできます。
まとめ
スマホケースにステッカーを挟むトレンドは定着しつつあり、ステッカーそのものの需要も上昇しています。一方でスマホはビジネスでもプライベートでも利用するものだからこそ、逆に言えば「自分が使っているスマホの外観」が他の人に与える印象も大きいです。
TPOやマナーを意識するならば、少なくともビジネス利用する可能性があるスマホにはステッカーは挟まない方が無難かもしれませんね。