電気代の高騰や災害対応などでポータブル電源に興味を持っている人もいるのではないだろうか。どのメーカーが人気なのか、選ぶ上で重要視されているポイントは何なのか。おすすめ比較サイトの「Picky’s」が、夏需要に先駆けてポータブル電源についてのアンケート調査を行っているので詳しくみてみよう。
ポータブル電源で最も重要なこと1位はバッテリー容量、2位が価格、3位が重さや大きさ
モバイルバッテリーよりも大容量の充電が可能なポータブル電源。災害時やキャンプなどのアウトドアシーンで使われることが多い便利アイテムだ。Picky’sがポータブル電源を購入した、または購入を考えている20代から70代の男女220名を対象に2024年6月4日から6月11日までの期間にポータブル電源に関してのアンケートを行ったところ、選ぶ上でのポイント1位は「バッテリー容量」22.6%ということがわかった。次いで「価格」が20.5%、3位が「重さや大きさ」で15.1%だった。
この順位には利用目的が大きく関係してきそうだが、それに関しては1位がキャンプやアウトドア、1位が防災グッズ・非常用・備蓄用、3位がイベントや会議・撮影現場などという結果だった。キャンプなどで使用するとなると、扇風機や炊飯器やIHヒーターの調理器具での利用が考えられるし、災害時においても容量は最も気になるポイントといえそうだ。
また、手軽に利用するためには重さや大きさも欠かせない項目だ。筆者は「ポータブル電源=10キロくらい」と想像していたが、意外にも3キロ程度のものもあるという。そのくらいの大きさであれば、女性でも一人で持ち上げることができそうだ。
最も人気のメーカー 1位が「Jackery」、2位が「EcoFlow」、3位が「Anker」
次に購入したもしくは購入予定のポータブル電源の料金をたずねると、1位は「5万円以下」、2位は「5万円~10万円」、3位は「10万円~15万円」という結果だった。付属品としてソーラーパネルがあったりするようなので、最低限の機能を確保しつつ利用状況に応じて周辺アクセサリーを買い足すといった考えの人も多いのかもしれない。
ポータブル電源の使用頻度を聞くと、1位は「月に数回」、2位は「週に数回」、3位は「毎日」となっており、割合としては約9割の人が月に数回使用しているようだ。
最後の質問は購入した、購入予定のポータブル電源のメーカーだが、1位が「Jackery」、2位が「EcoFlow」、3位が「Anker」、4位が「JVCケンウッド」、5位が「Victor」と「パナソニック」という結果だった。
災害時に停電などで電子機器を充電できないといったシーンでは、太陽光発電ができるポータブル電源心強いアイテムとなりそうだ。
出典元:【Picky’s】
※サムネイル画像は(Image:「Jackery」公式サイトより引用)