iPhoneは、AndroidスマホのようにSDカードスロットがないため、基本的にストレージ容量を増やすことができません。そこで今回は、Lightning端子のiPhoneで安価にUSBメモリを使えるようにする方法を紹介します。たった1,430円で32GBもストレージ容量を増やせますよ！
Lightning端子のiPhoneにUSBメモリを接続できる変換アダプタが超便利！
iPhoneはストレージ容量で本体価格が違いますよね。iPhone 14なら最低でも128GBからありますが、iPhone 11や12だと64GBしかありません。この程度の容量だと、動画や写真を撮影するだけであっという間にストレージ容量が足りなくなってしまうでしょう。
しかも、iPhoneにはSDカードスロットがないため、基本的にストレージ容量を増やすことはできません。もちろん、パソコンがあればバックアップも可能ですし、iCloudの有料サービスを使う方法もあります。
また、Lightning接続のUSBメモリも販売されていますが、AppleのMFi認証を取得した製品はノンブランドでも価格が高く、たとえば、「Vackiit「Apple MFi認証取得」iPhone用usbメモリ（MFI認証済み128GB）」はAmazonで4,050円もします（24年8月現在）。
●Amazon「Vackiit「Apple MFi認証取得」iPhone用 usbメモリ（MFI認証済み128GB）」は→こちら
AppleのMFi認証を取得した製品は価格が高く、手を出しにくいでしょう。写真のVackiit「Apple MFi認証取得」iPhone用usbメモリ（MFI認証済み128GB）」はAmazonで4,050円もします（画像はAmazon公式サイトより引用）
そこでオススメしたいのが、Lightning－USB Type-A変換アダプタ。これなら価格の安い一般的なUSBメモリ（USB Type-A接続）を組み合わせて使うことができるのです。
今回筆者がAmazonで購入したのは750円の「Lightning USB変換OTGアダプタ」と、680円の「KIOXIA USBフラッシュメモリ32GB」。2つ合わせてもたった1,430円で32GBのストレージを追加できるんですね（24年8月現在）。
もちろん、購入したUSBメモリが満杯になったら、ほかのUSBメモリを追加していけばいいので、この先も安心です。ちなみに、KIOXIAのUSBメモリはAmazonなら64GBで980円、128GBでも1,780円で購入できますよ（24年8月現在）。
●Amazon「Lightning USB変換OTGアダプタ」は→こちら
●KIOXIA USBフラッシュメモリ32GBは→こちら
こちらはAmazonで購入した、750円のUSB Type-A接続のデバイスをLightningに変換できるアダプタ。一般的なUSBメモリをiPhoneに挿すことが可能です（筆者撮影）
Lightning USB変換OTGアダプタは、片方の端子がLightningのオスで、もう片方がUSB Type-Aのメスになっています（筆者撮影）
一般的なUSBメモリ（USB Type-A接続）も購入しました。KIOXIAは旧東芝のブランドなので信頼性が高いことで定評があります。Amazonでは32GBのUSBメモリが、たった680円で入手できます（筆者撮影）
実際にiPhoneにUSBメモリを接続してみる！
それでは実際に、iPhone 13を使ってUSBメモリを接続してみましょう。まず、Lightning USB変換OTGアダプタにKIOXIAのUSBメモリを取り付けます。次に、iPhoneのLightning端子にLightning USB変換OTGアダプタを接続してみましょう。これでiPhoneの外部メモリとして認識されるはずです。
まず、Lightning USB変換OTGアダプタのUSB Type-A（メス）にKIOXIAのUSBメモリを挿し込みます（筆者撮影）
次に、Lightning USB変換OTGアダプタのLightning端子をiPhone 13に挿し込みましょう。これで32GBのUSBメモリがiPhoneに増設されました（筆者撮影）
iPhoneがUSBメモリを認識しているかどうかを確認する方法は、iPhoneホーム画面にある「ファイル」を開き、画面下の「ブラウザ」をタップすればOK。認識している場合には、「場所」の項目に、USBメモリの名前（今回はKIOXIA）が表示されます。
iPhoneでUSBメモリが認識されているか確認する手順
まず、iPhoneのホーム画面で「ファイル」アプリを起動（左写真）。次に、右下にある「ブラウズ」を選択します（右写真）
すると「ブラウズ」の「場所」に「KIOXIA」が表示されますが、これがUSBメモリになります。なお、違うブランドのUSBメモリは別の名称になりますのでご注意ください
