ダイソーで1,100円という低価格のワイヤレスイヤホンが販売されていますが、「TWS-G273(7528)」にこっそり改良型(8797)が発売されていることをご存じでしょうか? 見た目はほとんど同じですが、実は改良型には旧型にはない驚きの機能が隠されていたのです!
完全ワイヤレスイヤホン(TWS-G273)の見分け方は?
ダイソーでは、1,100円という低価格でたくさんのワイヤレスイヤホンが発売されています。
機種によって音質や使い勝手は意外と違うのですが、なかでも2023年に登場した「完全ワイヤレスイヤホン(TWS-G273)」はタッチセンサーとUSB Type-Cを採用したモデルで、音質もそれまでの機種よりは良くなっていました。
そのような「TWS-G273」ですが、実は見た目がまったく同じ改良型ともいえるモデルが発売されているのをご存じでしょうか?
この2機種はイヤホン本体や充電ケースの見た目がほとんど同じですが、旧型は「7528」、改良型は「8797」と型番が異なります。もちろん、パッケージがまったく違いますし、旧型はすでに販売終了されているので、店頭にあるのは改良型のみです。それにしても、この2機種はいったい何がどのように違うのでしょうか?
旧型と改良型「TWS-G273」のスペックはどう違う?
まず、「TWS-G273」の見た目ですが旧型と改良型はまったく同じです。実際にイヤホンを入れ替えて充電ケースに入れても、問題なく収納&充電ができました。
スペックに関してはBluetoothがアップデートされており、旧型がVer5.0なのに対し、改良型は省電力のVer5.3になっています。その影響もあってか、バッテリー容量は同じなのに連続再生時間が大幅に伸びており、イヤホン本体は3時間→6時間に、充電ケース込では12時間→21時間となっているのです。
これ以外に、スペック的にアップデートされている部分はなく、対応コーデックも標準的な「SBC」のみ。おそらく音質についても大きな違いはないと思われます。
改良型TWS-G273をスマホとBluetoothでペアリングしてみよう!
改良型TWS-G273はBluetoothで接続して使います。ここでは、スマホとBluetoothでペアリングする方法を確認しておきましょう。ここではiPhone 13を使って説明します。
初期設定を行っていない改良型TWS-G273を充電ケースから取り出すと、LEDランプが赤と青に点滅して、自動的にペアリングモードになります。
次に、iPhoneの設定を開いてBluetoothをオンにしたら、「新たな接続先」で「DAISO_TWS-G273_3」を検索しましょう。「DAISO_TWS-G273_3」が改良型TWS-G273の名称ですので、これをタップすればすぐにBluetoothでペアリングされます。
ちなみに、改良型の機器名には末尾に「_3」がついていますが、旧型はここが「_2」になっています。もし、両方のイヤホンを使っている場合でもここで区別できるんですね。