【3COINS】2,200円で買えるワイヤレス充電対応イヤホンが予想以上に良かった!

最近、3COINSではワイヤレスイヤホンのラインアップがかなり充実してきました。なかでも注目したいのが、たった2,200円なのにワイヤレス充電にも対応する新型「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」です。そこで今回は、実際に筆者が購入して音質や使い勝手などを徹底解説しましょう。

ワイヤレス充電に対応した「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」ってどんなもの?

今回筆者が購入したのは、3COINSのワイヤレス充電対応「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」です。これは、充電ケースにワイヤレス充電機能があるので、一般的なワイヤレスチャージャーの上に置くだけで、簡単に充電できるのが便利です。

ワイヤレス充電といえば、ソニーの「WF-1000XM」シリーズやAnker「Soundcore」シリーズの高級機に採用されているイメージがありますが、3COINSでは2,200円という低価格機にも搭載されているんですね。

もちろん、音楽を聴くには音質や使い勝手が悪くては意味がありませんので、実際に筆者が購入して、その辺りをしっかりチェックしてみます。

●PAL(3COINS)「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」は→こちら

パッケージではワイヤレス充電が強調されていますが、充電時間が1.5時間で約5時間再生できることや、生活防水IPX4対応であることなども紹介されています(筆者撮影)

3COINS「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」のスペックを確認しよう

3COINSの「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」最大の特徴はワイヤレス充電ですが、充電ケースの底の部分にワイヤレス充電エリアがあり、一般的なワイヤレスチャージャーに置けば簡単に充電可能となっています。これは便利ですね。

もちろん、USB Type-Cケーブルでの有線充電も可能ですが、いずれの場合もフル充電時間は1.5時間です。

こちらが充電ケース底面の充電エリア。この部分を下にして、ワイヤレスチャージャー(別売)に置くだけで充電できます(筆者撮影)

筆者が利用しているワイヤレスチャージャーに置いてみたところ、普通に充電が開始されました(筆者撮影)

付属するUSB-C/Aケーブルを接続して充電することも可能ですが、充電時間はワイヤレス充電時と同じ1.5時間となっています(筆者撮影)

また、充電ケースのフタが特徴的で、ガバっと大きく開くため、イヤホンの出し入れは簡単です。フタのバネも強めで、開いた状態にしても勝手に閉じることはありません。

こちらが充電ケースを開けた状態。バネが入っているので全開の状態でしっかりと止まり、イヤホンの出し入れも簡単です(筆者撮影)

スペックは省エネ性能に優れるBluetooth Ver.5.3を採用、対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HSP/HFPに対応するので、ビデオ会議でのヘッドセットとしても使用できます。

また、イヤホン本体のバッテリーは30mAhしかないので、連続再生時間は5時間程度となっています。ただし、充電ケースを使えば3回フル充電できるので、20時間も使えれば日常使いではまったく問題ないでしょう。

コーデックはSBCだけでなく高音質なAACにも対応しています。実際に試聴するときはこの違いもチェックします。また、充電用USB-C/Aケーブルやサイズ違いのイヤーピースも付属するので、2,200円の低価格でも同梱物はなかなか充実している印象ですね。

イヤホン本体と充電ケース、取扱説明書、充電用のUSB Type-C/Aケーブル、イヤーピース(S/M/L)が同梱されています(筆者撮影)

イヤホンは耳に直接押し込むカナル型ですが、サイズ違いのイヤーピースが付属するので、自分に合ったものに調整できるのが嬉しいですね(筆者撮影)

■3COINS「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」のスペック
<イヤホン本体>
【通信方式】Bluetooth Ver5.3
【ドライバーユニット】10mm
【最大通信距離】約10m
【対応コーデック】SBC/AAC
【対応プロファイル】A2DP/AVRCP/HSP/HFP
【バッテリー容量】30mAh×2
【連続再生時間】約5時間(充電ケース込:約20時間)
【充電時間】約1.5時間
【操作】タッチセンサー
【マイク】〇
【ノイズキャンセル機能】×
【マルチポイント】×
【重量】約4g(片耳)
【サイズ】約32×26×17mm
【専用アプリ】なし
【イヤーピース】S/M/L付属
【防滴】IPX4
【材質】ABS樹脂
【価格】2,200円

<充電ケース>
【バッテリー容量】300mAh
【充電時間】約1.5時間
【イヤホン充電回数】約3回
【サイズ】約48×60×31mm
【重量】約35g
【充電接続】USB Type-C
【充電ケーブル】付属

ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホンをスマホとBluetoothでペアリングする方法は?

それでは、ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホンを、スマホとBluetoothでペアリングしてみましょう。今回はiPhone 13を使って接続方法を紹介します。

まず、ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホンを充電ケースから取り出すと、電源が入りLEDランプが青と赤に点滅して、自動的にペアリングモードに入ります。

この状態でスマホの設定を開いてBluetoothをオンにしたら、「新たな接続先」で「charge music」を検索しましょう。「charge music」がワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホンの名称ですので、これをタップすればすぐにBluetoothでペアリングされます。

Bluetoothでスマホとペアリングする手順

まず、イヤホンを充電ケースから取り出しましょう。LEDが青と赤に点滅して自動的にペアリングモードになります(筆者撮影)

次に、iPhoneの設定を開いてBluetoothをオンに(左写真)。その他のデバイス欄に「charge music」が表示されたら、これをタップします(右写真)

Bluetoothの設定画面で、自分のデバイス欄に表示された「charge music」が「接続済み」となっていれば、Bluetoothのペアリングは完了です

実際にワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いてみる!

スマホとBluetoothでペアリングしたら、さっそく「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」で音楽を聴いてみましょう。最初にAACコーデックを試してみます。

カナル型なので耳の奥に入れますが、自分の合ったイヤーピースに変更すればジャストフィットします(筆者撮影)

音楽を再生してみるととてもクリアな音で、細かい楽器の音色までしっかりと聴こえます。音のメリハリも感じられ、音にしっかりとした立体感があるのが好印象。

全体的なバランスとしては低音が少し膨らみ気味ですが、低音のインパクトがあるので、ドラムンやバンドサウンドが好きな人にはいいかもしれません。

中音は特徴はないものの、息遣いまでしっかり聴こえるほど音の解像度が高めです。イコライザで少し調整すれば、自分好みの音へ近づけられるでしょう。

ただし、高音のインパクトは薄くもう少し主張が欲しいところ。ドンシャリの“ドン”部分だけがはっきりしているイメージですね。

というわけで、好き嫌いが別れるバランスですが、とくに低音好きにはオススメなイヤホンです。2,200円という価格を考えれば十分すぎるほどの音質でしょう。

次にSBCコーデックで聴いてみます。さすがにAACほどの滑らかな音ではなく、少しザラついたノイズが増えました。それでも、全体的な音のバランスは変わらず低音にインパクトがある構成です。

マイクの性能は低音が膨らんでおり使えないわけではないですが、やや聴き取りづらい印象があります。

また、タッチセンサーは最初は場所が分かりづらいのですが、適当に触っているだけで反応するので悪くありません。片耳だけでもタッチ操作ができるのも利便性が高いと感じました。

とはいえ、音楽用の操作が2回以上の連続タッチになるため、連続タッチ操作が苦手な筆者はあまり慣れませんでした。操作をカスタマイズできれば完璧だったんですが……。

タッチセンサーは目印などがないため分かりづらいですが、写真の指先あたりをタッチすればOKです(筆者撮影)

まとめ

いかがでしょうか? 今回は3COINSの「ワイチャ充電対応ワイヤレスイヤホン」を紹介しました。

やや低音重視の音質ですが、とても2,200円とは思えないほど音の解像度が高いうえに、ワイヤレス充電にまで対応するのですから、なかなかコスパに優れた製品でしょう。

もし、初心者がワイヤレス充電機能付きという条件で、できるだけ安くワイヤレスイヤホンを購入したいということなら、かなりオススメだと思います。

※文中の価格はすべて消費税込みです。
※記事中の商品は筆者(編集部)が購入時点のものです(2024年10月)。店舗によっては在庫切れ、取り扱いがない場合もありますのでご了承ください。

西澤浩一
アニメやゲーム、ニコニコ動画関連書籍の編集に携わり、今ではオーディオ、生活雑貨、マネーなどさまざまなジャンルに手を広げている。趣味は乗り鉄であり、休日はフリーきっぷ片手に日本全国を徘徊中。お気に入りは青春18きっぷで乗れるリゾートしらかみ。他にもゲーム、マンガはもちろん映画鑑賞も趣味のひとつ。

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