ワイヤード(有線)イヤホン「EarPods」のメリット
今度は、ワイヤード(有線)接続の「EarPods」のメリットを確認していきましょう。これはワイヤレス(無線)接続の「AirPods」のデメリットになります。
【1】圧倒的に価格が安い!
AirPodsは標準モデルの「AirPods 4」でも2万1,800円、上位機種の「AirPods Pro 2」は3万9,800円もします。iPhoneの本体価格もかなり高いのに、イヤホンに数万円も出すのは正直言って厳しい人も多いでしょう。
しかし、EarPodsならApple公式サイトで購入しても2,780円と格安です。見た目や音質にさほどこだわりがないなら、EarPodsも全然アリでしょう。
【2】面倒な設定が不要で音も途切れない!
ワイヤード(有線)接続「EarPods」の大きなメリットと言えば、iPhoneに接続するだけですぐに音楽が楽しめることです。AirPodsは、最初にiPhoneとBluetoothで接続する必要があるので、iPhoneの操作に自信のない人にとっては、ここが大きな障壁になっているかもしれません。
ほかにも、AirPodsはイヤホンが耳に装着されていることを感知する「自動耳装着検出」機能があり、イヤホンが耳にしっかりフィットしていないと、自動耳装着検出機能が“耳からイヤホンを外した”と判断して、音楽の再生を一時停止してしまうことがあるんですね。
もちろん、有線のEarPodsならこのようなトラブルはありませんし、ワイヤレスのように混線して音楽が途切れるといったこともありません。
このように、EarPodsならアナログ派の人でも比較的安心して使えるのが大きなメリットなのです。
【3】バッテリーの充電を気にしなくてもいい
筆者が有線イヤホンを使ってきた理由のひとつに、「バッテリーがなくなって音楽が聴けなくなってしまうのがイヤ」というものがありました。もちろん、AirPodsのバッテリーはかなり持つので、実際に使ってみればそのような心配は無用なんですが、そもそもバッテリーのことを気にせず使えるのが、有線イヤホン最大のメリットだと感じている人は多いと思います。
また、AirPodsのバッテリーがヘタって再生時間が極端に短くなった場合、片方だけのバッテリー交換費用は7,900円~1万2,800円もします。もし、両方のバッテリーを交換するとなると、新しい製品を購入するのと変わらない値段になるので、バッテリーに関してはAirPodsユーザーも悩ましいと感じていることでしょう。
【4】紛失するリスクが少ない
EarPodsはiPhoneとコードでつないで使用するため、紛失するリスクはかなり低いと思われます。万一紛失しても、2,780円で新品が買えるのでショックも少ないでしょう。
これに対し、AirPodsはイヤホン本体が小さいので、知らないうちに片方だけ落として失くしてしまったり、充電ケースを紛失することも意外とあります。AirPodsは値段が高い分、紛失したときのショックはかなりのものですよね。
【5】手元で操作ができる
EarPodsには手元で操作できるスイッチがあるので、iPhone本体を操作することなく音量の調整や次曲送り、一時停止などが可能です。また、この手元操作で電話を受けたりビデオ会議に使うことも可能となっています。音声がかなり聞き取りやすくて、使い勝手はかなりいいんですよ。
もちろん、AirPodsもイヤホン本体のセンサーで操作できますし、電話にも対応しますが、目で見ながら操作できるわけではないので、慣れるまでは少しイライラするかもしれませんね。
まとめ
いかがでしょうか? 今回はワイヤレス(無線)接続の「AirPods」とワイヤード(有線)接続の「EarPods」、それぞれのメリットとデメリットを解説しました。
AirPodsはかなり高価ですが、その分見た目もカッコよく音質や機能もかなりいいのが特徴です。一方、EarPodsにも価格が圧倒的に安くてバッテリーの心配がいらない、接続が簡単といったメリットがあります。
筆者は、長年ワイヤードイヤホンを使ってきたのですが、それでも、一度ワイヤレスイヤホンを使ってしまうと、二度とワイヤードに戻ろうとは思いません。アナタはどっち派ですか?
※文中の価格はすべて税込です。
※記事中の商品は2024年12月現在のものです。今後、在庫切れ、取り扱いがなくなる場合もありますのでご了承ください。