「ノイズキャンリングがすごい」「カナル型なのに耳が痛くならない」と高評価の口コミが多いAirPods Pro。そんな口コミに釣られて購入してみたのだが、筆者の場合はしっかり耳が痛くなってしまった。そんな筆者が耳の痛みを和らげるためにおこなった対策の中で、実際に効果があったものを3つ紹介していく。
対策は「キャップサイズの変更」「装着テスト」「方向の調節」の3つ
AirPods Proをつけて耳が痛くなったとき、実際にやってみて効果を実感したのが下記3つの対策だ。
(1)キャップサイズの変更
AirPods Proのイヤホンキャップには「S・M・L」3つのサイズがあり、それぞれデフォルトで付属している。最初はMサイズ装着されているのだが、筆者の場合はこれだとすぐに耳が痛くなってしまった。試しにワンサイズ落としてSサイズに変更してみると痛みがかなり改善された。
追加オプションではなくデフォルトでサイズ変更できるのはかなり高ポイント。あまり多くはないと思うが、もし人に貸したり借りたりするときも安心だ。
(2)装着テスト
AirPods Proでは、ちゃんと装着(密閉)されているかテストができるようになっている。具体的にはiPhoneの「設定」→「Bluetooth」→「AirPods Pro」→「イヤーチップ装着状態テスト」でテストできる。
もし装着状態に問題がなければ、上記のように「密閉されています」と表示されるはずだ。逆に問題がある場合は何らかのエラーが表示されるだろう。
(3)方向の調節
キャップのサイズを変更し、さらに装着状態のテストも問題なし。にもかかわらず、それでも耳が痛いという人は「AirPods Proの装着方向を調節」してみて欲しい。
筆者の場合、上記写真のようにAirPods Proの装着方向を「斜め」→「縦」にしてみると痛みがかなり変わってくる。縦の方が長時間装着しても痛くならないのだ。おそらく耳の接する面積が違ってくるためだろうが、詳しいことはよくわからない。
ただ、これで「装着状態テストがNG」になるようであれば意味がない。あくまでテストがOKとなる範囲で方向を調節してみて欲しい。
AirPods Proでも耳が痛くなる人はいるので要注意!
グーグルを検索したりSNSを見たりしていると、「AirPods Proは耳が痛くならない!最高!」といった口コミやレビューが散見される。
しかし、筆者のようにしっかり耳が痛くなってしまうタイプの人もいるだろう。購入前には店頭で試しに一度装着してみることをおすすめする。
もし店舗に行くことができず、購入後に耳が痛くなってしまった場合は、この記事で紹介した3つの対策をぜひ試して欲しい。