AirPodsを使っていて片耳からしか聞こえない症状に遭遇することがある。「故障?」と思ってしまいがちだが、実は片耳しかペアリングされていなかったり、バッテリー切れだったりするケースも多い。もしこの症状が起きてしまったときに確認したいポイントを紹介しよう。
AirPodsが両方とも充電されているかを確認
AirPodsが片耳からしか聞こえない場合、まず確認したいのがバッテリー。ケースにしっかり入れられていなかったり、AirPodsまたはケースが汚れていて接触不良を起こしているといったことが原因で充電されていないことがある。このような場合は、片側はバッテリー残量がないため音が鳴らなくなってしまう。
AirPodsのバッテリー残量をそれぞれ確認するには、iPhoneの近くでバッテリーケースの蓋を開け、片側のAirPodsを取り出せばよい。そうすると、AirPodsのバッテリー残量をそれぞれ確認することができる。
もし片側だけ充電できていない場合は、AirPodsとケースの両方を掃除して接触不良を起こさないようにする。また、AirPodsをケースに戻す際は、しっかりと差し込んで蓋を閉めるようにしよう。
片耳だけペアリングされていないかを確認
AirPodsを装着する際、片耳を付けてから間が空いてしまうと、片耳しかペアリングされないことがある。これだと、もう片側は接続されていない状態になるので聞こえないといった状態になってしまう。
バッテリーに問題がないようであれば、AirPodsをいったんバッテリーケースに戻し、再度耳に装着してペアリングをし直してみよう。
オーディオの音量バランスが正しいか確認する
iPhoneは左右の音量バランスを調整することができる。通常は、左右から同じ音量が出るように設定されているはずだが、何かの拍子で設定を変更してしまったことも考えられる。念のため、オーディオの音量バランスが正しく調整されているかどうかも確認しておいたほうがいいだろう。
AirPodsをリセットしてiPhoneとのペアリングをやり直す
これでも症状が改善しない場合は、AirPodsとiPhoneの接続に問題が考えられる。この場合は、iPhoneからAirPodsをいったん削除し、AirPodsをリセットして再接続してみよう。この方法を試せば、大体のケースで問題が解決できるはずだ。
今回紹介した方法でも問題が解消しない場合は、AirPodsに問題が起きていることが考えられる。この場合は、お近くのアップルストアかアップル正規プロバイダーに持ち込んで相談したほうがいいだろう。