「GPSロガー」はジョギングやツーリングなどの移動経路を記録するためのアプリ。それなら「妻や彼女の浮気調査にも使える？」と考える人もいるだろうが、ちょっと待った！ ここではGPSロガーで浮気調査する問題点を確認しよう。
ワンタップするだけで簡単に経路を記録できる
（Image:Shutterstock.com）
iPhone用のGPSロガーは多数用意されているが、そのなかでもおすすめなのが「ZweiteGPS」だ。「ZweiteGPS」はGoogleマップを利用でき（手動でiOSのマップも選択可能）、「記録開始」ボタンをタップするだけで、スマホの移動経路を簡単に記録できるのが特徴。また、「ZweiteGPS」は経路を記録するときに、「徒歩」「ジョギング」「自転車」など移動手段を指定することができる。そのため、基本的にはランニングやサイクリング。電車の旅などで移動した経路を記録するアプリとして広く活用されているのだ。
このアプリを使えば、他人の移動経路も記録できるため、妻や彼女の浮気調査のために使うことも考えられる。だが、それにはさまざまなリスクがあるのだ。
使い方は簡単。アプリをインストールしたら、現在地を確認して「記録開始」ボタンをタップするだけ！
どこからどこまで移動したか、Googleマップで表示できる
移動手段は徒歩だけでなく、ジョギング、自転車、オートバイなどを選択できるので、ツーリングやドライブ時の記録用にも利用可能
他人のスマホに勝手にアプリを仕込むと逮捕される！
（Image:Shutterstock.com）
「ZweiteGPS」はバックグラウンドでの動作にも対応しているので、こっそり妻や彼女のスマホにインストールして移動経路を記録することも可能だ。しかし、iPhoneはホーム画面にアイコンが作成されてしまうので、フォルダの中に隠しておくなどの工夫をしないとすぐにバレてしまうだろう。
とはいえ、そもそもGPSロガーを勝手に他人のスマホにインストールする行為は「不正指令電磁的記録供用罪」に該当する可能性が高い。さらに、パスワードのかかっている他人のスマホに勝手にログインすると「不正アクセス禁止法違反」に問われることになる。これは相手が妻であっても犯罪となるので、安易にGPSロガーを他人のスマホに仕込もうなどと考えないほうがよいだろう。
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