Amazon Echoを使うには、まずウェイクワードを言ってアレクサを呼び出す必要がある。しかし、毎回ウェイクワードを呼びかけるのは面倒なもの。その面倒な呼びかけを省略できる便利なモードが「会話継続モード」だ。
2回目以降のウェイクワードを省略できる「会話継続モード」
ウェイクワードとは、ユーザーがアレクサを呼び出すときに話しかける言葉のこと。単発の作業を指示するときは特に気にならないのだが、連続して指示するときに毎回「アレクサ」と呼びかけるのは面倒なものだ。この面倒な呼びかけを少しでも省略したいなら「会話継続モード」をオンにしておこう。
「会話継続モード」とは、ウェイクワードを毎回言うことなくアレクサに連続して指示が出せるモードのことだ。
今までだと、天気とニュースを確認したいときは「アレクサ、今日の天気は?」「アレクサ、今日のニュースは?」と毎回ウェイクワードの呼びかけが必要だった。会話継続モードをオンにしておくと、「アレクサ、今日の天気は?」と天気をチェックしたあとは「今日のニュースは?」と話しかければすぐにニュースを教えてくれるようになる。
このように人間との会話に近くなるので、アレクサにあれこれ頼み事をしている人ほど利便性が高くなるはずだ。
会話継続モードで会話を待機している間は、ライトリングが青色に点灯したままになるので、視覚的にもわかるようになっている。なお、ライトリングが消えてしまった場合は会話を終了したことになるので、次に指示を出す場合はウェイクワードが必要になる。
ウェイクワードを省略できる会話継続モードは、会話っぽくなるのでより快適に使えるだろう。なお、音楽再生中のように指示を実行中の場合、別の指示を割り込ませても待機状態には移行しないので注意しよう。