先日、妻の古いCDラジカセが壊れたので、Amazonで売られていた中華製の小型Bluetoothスピーカーを買い与えた。すると想像以上に音が良くてビックリ! しかも、いろいろな使い方ができてコスパも優秀だった。そこで今回は、筆者が実際に買って良かったAnker(アンカー)「SoundCore mini」の使い方や使用感などを報告したいと思う。
Anker製のBluetoothスピーカーなら安心して使える!
筆者の妻は、掃除や洗濯、料理を作るときなどにCDラジカセで音楽を聴いていたが、先日とうとう長年愛用してきたソニー製CDラジカセが壊れてしまった。スマホで音楽を聴くこともできるが、スマホは音がショボいし、イヤホンは作業の邪魔になるという……。
そこで、筆者はBluetoothスピーカーを妻に買い与えることにした。さっそくAmazonでいろいろ探したが、怪しい中華製はすぐ壊れそうだし、有名メーカーの大型製品は数万円もして高すぎる。やはり、充電式の小型タイプなら持ち運びでき、屋外でも使いやすそうだと思い、たった2,399円で売られていたAnker(アンカー)「SoundCore mini」を購入した。Anker「SoundCore mini」は、Bluetooth 4.0でスマホと接続できる5wのワイヤレススピーカー。約67×67×67mmの手のひらサイズで重さは215gしかない。バッテリーで動作するので屋外での使用もOK。USBケーブルでフル充電すれば、なんと約15時間も動作するという。ちなみに、Ankerは中国メーカーではあるが、スマホ関連機器としては割と有名なメーカーで信頼性が高いのである。
想像以上に音がよくてビックリ! これはお買い得
注文翌日に届いたAnker「SoundCore mini」と妻のスマホを、さっそくBluetoothで接続(ペアリング)してみる。
まず「SoundCore mini」の本体の電源をオンにして、スマホの設定からBluetoothをオンにする。すると「SoundCore mini」が表示されるので、これを選択してペア設定をすればいい。たったこれだけで、すぐにスマホの音楽プレイヤーアプリで再生した曲がワイヤレスで再生されるのだ。Bluetoothは目に見えないので初めてだと不安だろうが、Wi-Fiと同じで一度接続すればそのあとの設定は不要。機械音痴の妻でも、今では毎日普通に使いこなしている。
とにかく驚いたのは想像以上に「SoundCore mini」の音がいいこと。たった5wしかないくせに本体上部がスピーカーとなっており、部屋一杯に低重音が響き渡るのだ。しかも、FMラジオやAUX(3.5mmステレオミニプラグ)での外部入力、microSDカードスロットでの音楽再生も可能であり、さまざまな用途で利用できるのも気が利いている。試しに、AUXで筆者のパソコンのスピーカーとして使用したが、十分満足できるものであった。
防水タイプや本格ステレオ対応機種も!
いかがだろうか? Anker「SoundCore mini」は3,000円以下の低価格Bluetoothスピーカーながら、想像以上に音質がよく非常に満足度の高い製品であった。
ちなみに、キャンプに持って行くならほぼ同じスペックでIPX7防水対応のAnker「Soundcore Mini 2」がおすすめ。価格は1,600円差の3,999円なので、今考えるとこちらにしておけばよかったかなと思っている。さらに、高音質を目指すならステレオ出力12WでIPX7対応のAnker「Soundcore 2」も見逃せない。重量は414gと重くなるが、24時間の連続再生が可能で価格は4,999円と高コスパなのである。室内メインで使うなら重量も気にならないだろう。